マイチェンで魅力が浮き彫りになった車
本日、日産で1時間ほどのメンテ待ちのついでに先週発表になったばかりのマイナーチェンジされた新型
ノート現車を確認
2008.1.12
- 総評
- マイチェンで魅力が浮き彫りになった車
本日、日産で1時間ほどのメンテ待ちのついでに先週発表になったばかりのマイナーチェンジされた新型
ノート現車を確認して参りました。
ラッキーなことに、担当セールス氏も、たまたま居合わせましたので細かいやり取りが出来ましたので参考になりそうなコメントをUPします。
当方の過去レビューにも書きましたが、普段使いのキューブの後継車の散索において、
少なからず今日まではフィットの1300CCか、デミオの1500CCのどちらかに決めようと思っていましたが、
本日ノートの、マイチェン前と後の、各・現車確認で考えが大きく揺らぎました。
何故か・・・理由は以下のとおりです。
- 満足している点
- レビューサンプルの1.5 15X プラス ナビ HDDは、純正ナビが付いて148.3万円という価格体系。
はっきりいって、他社の1300CCと変わらない価格体系なのです。
仮に、ナビなしの1.5 15Xでも139.9万円ですから、例えばフィットの1.3 Lが134.4万円と
5万5千円しか変わりません。
フィットのオートエアコンは魅力ですが、ノートはフィットに無いUVカットガラスが標準です。
何より、1300CCの各車とは、排気量格差から、
デミオ1.3:90ps(66kw)/6000rpmに対して、ノート:109ps(80kw)/6000rpm
となり、実に19馬力差、 実用域で大切な 最大トルクは
デミオ1.3:12.2kg・m(120N・m)/4000rpmに対し、ノート:15.1kg・m(148N・m)/4400rpmと圧倒的です。
小排気量でも高性能エンジンのFITの場合は、
FIT1.3:100ps(73kw)/6000rpmに対して、ノートは:109ps(80kw)/6000rpm
で、9馬力差と、デミオ程の差ではないですが、最大トルク比較では、
FIT1.3:13.0kg・m(127N・m)/4800rpmに対し、ノート:15.1kg・m(148N・m)/4400rpmと差がつきます。
つまり、ガンガンアクセルを踏み倒すような乗り方でなければ、燃費も上記1300CCの2車とさほど変わらず、トルクに余裕がある分ノートが有利ですね。
自動車税額も1500CC以下は同じです。
旧型ノートとの比較では、メーター、インパネ廻りの質感の向上が大きく、またフロントマスクも、△のつり目ライトに変わり、グリルやバンパーも含めて一層フランス車っぽいマスクになっています。
リアビューは大きな違いを感じませんでした。内装色の色使いも、従来型より一層シックになり、
上質感の演出効果はでています。
今なら、日産も旧型の在庫車との過渡期で、旧型在庫も結構ある模様。
基本スタンスはエンジンも含め大きくは変わりませんから、旧型の大幅値引き買いが出来れば、
かなり美味しい買い物でしょう。
勿論、MC後の現行型もレビューサンプルの、1.5 15X プラス ナビ HDDが、超買い得。
1.5 15X も買い得であることに異議はありません。
純正ナビや、車のデザインに不満が無ければ、このコンパクトクラスで、
TOPクラスの買い得モデルでしょう。
上述の比較2車よりも、ラゲッジルームも広く、2段底のトランクもかなり便利そうです。
- 不満な点
- 当方、デザインがかなり日本車離れした、キューブに乗っているためどうもノートのデザインが
フツーっぽく写って仕方ありません。
上述のとおり、MC前よりは、かなり細かいデザインの煮ツメが入り、上質感と垢抜け感は
増しましたが、キューブのデザインがいい意味で強烈過ぎる為でしょう。
また、レビューサンプル以上のグレードになってくると、価格的に上記ライバルの1500CCに
限らず、ぐっとライバルが増えてくる為、ノートのコストパフォーマンスが、際立って
こないように思います。
チョット、クレード限定<それも汎用グレード>の買い得感の大きい車です。
1.5 15X プラス ナビ HDDはあくまで、マニュアルACですが、あとはキセノンランプ程度
をメーカーOP選択で購入しておけば、非常に買い得、使えるコンパクトワゴンであることに
違いは無いでしょう。
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