R35GTRの開発メンバーの8割が元いすゞのエンジニアだったとツイッターで見たのですが、総勢何名だか知りませんが、なぜいすゞからそんなに大量に抜けるに至ったんですか？

Question

乗用撤退のタイミングでまとまった人数が他社に移ったとかですか？

Answer 1

いすゞが経営不振によってグループ全体で１万人を超える規模の人員削減を行ったのが２００１～２００２年です。
いすゞの開発拠点があるのが神奈川県藤沢市、日産の開発拠点があるのが神奈川県厚木市。
両拠点は直線距離で５km程度の距離しかないため、いすゞを辞めた人たちにとって日産は立地的にも理想的な転職先だったと思います。
実際、私が知る範囲でもいすゞから日産に転職した人はたくさんいました。

一方、ＧＴ－Ｒの量産モデルの開発が決定したのは２００３年と言われています。
日産にとって０からスタートする新たなプロジェクトにあてる人材と考えた場合、いすゞからの転職組はタイミング的にもちょうどよかったのかもしれません。

そして月日が流れた現在、今度は日産が９０００人規模の人員削減を公表しています。
株の時価総額でいすゞが日産を抜いてしまった現在、今度は日産からいすゞへの転職組がたくさん出るかもしれませんね。

Answer 2

その頃のいすゞは株価40円代まで落ちた超低迷期ですよ（今は2000円前後）

本社を一度銀行に売って、それを借りる形で存続したり…

乗用撤退もあるでしょうが、リストラ、ボーナスカットの煽りを受けて移った人がほとんどでしょうね。

日産以外にも自動車メーカーはありますが、同じ神奈川拠点で移りやすかったってのが大きいでしょう