デリカD:5とパジェロは、走破性能にどのくらいの差がありますか？

Question

D:5もディーゼルがでてから更に走破性能アップしたと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=w27tMAwhKSM&feature=player_detailpage

補足

雪道では、どのくらいの差がありますかね？ 確かパジェロは、ラダーフレームモノコックボディ デリカD:5は、リボンフレーム

Answer 1

駆動系の形式や構造的に見て、パジェロの方が断然有利でしょう

走破性といえど雪道や砂利道、岩場など様々な悪路での走破性能には前の回答者様が言うように得意不得意があると思われますが・・・

僕の場合は機構から見て解釈しますと・・・
まずパジェロはFRベースの4WDであり、さらに副変速機によるローギアを搭載しています
しかし、デリカはFFベースの4WDです
悪路ではやはり副変速機が抜群の威力を発揮すると思われます

また、悪路走行性能を左右するひとつの基準となるのがアプローチアングルです
FFベースの場合、前輪を地面へ押さえつけるために、前方へエンジンが多くせり出しています
それによりアプローチアングルの低下も招きません
それに対し、FRベースだと後輪が主体の走行となるため、フロントのオーバーハングが短く、アプローチアングルの確保にもつながります

あとは4WDの機構です
パジェロの場合は機械式デフロック機構が備わっており、前後50：50固定の駆動力配分が可能です
一方デリカの機構はLOCKモードが存在します
しかし、これはデフロック状態を表すのではなく、より多くの駆動力を後輪に送り、擬似的にデフロックのような状態に近づけている状態です
いざという時にはやはり、デフロックが力を発揮すでしょう

確かにデリカはディーゼルにより低速走行が得意になり、悪路にもガソリン仕様より強くなった印象は確かです
ですが、絶対的な悪路走行性能やはりパジェロに軍配が上がるでしょう

個人的に現行デリカには歴代デリカほどの悪路性能はないと思っています
現行デリカはトラクションコントロールによりスタックしにくく、より安定して悪路には踏み込めると思います
しかし、ガレ場や泥濘んだ道ではやはり、ローギアが威力を発揮するという印象です

しかしデリカやパジェロじゃ日本の林道ではデカすぎるのが現状ですし、大型車が入り込めるほどの林道ならば整備が進んでおり、本格的な四駆は不要なのが現状です
日本の道路事情で最も扱いやすい四駆はやはりジムニーやパジェロミニだと思っています

質問者からのお礼コメント

そですか。ありがとうございます。
確かにデリカやパジェロは、日本の林道には、少し大きいですよね。
だからといってパジェロミニやジムニーは、長距離がつらいし迷いますね。

Answer 2

少なくともCVTがガンだ・・・というD5ダメダメ論に対しては、これで（ディーゼル車は）コンベンショナルなATになったからイーブンだぜ、と反論することはできますね。

しかしねえ・・・「道」を走るなら違いはないに等しいと思いますが、「道以外」の場所を走るなら相応に違いは出てきますよ。
サスペンション形式も4WDの形式も違いますしね。

D5より、D5のベースになったアウトランダーをパジェロと比較する方がやりやすいかもしれない。
パジェロの欠点はあの凄まじく重い重量でしょうね。
ラダーフレームだろうし、仕方ないんだろうけど。（モノコックだったらごめんなさい）

雪道なら、どっちもフルタイム4WDのセダンより弱いと思います。
背が高く（＝重心が高く）、車重もとても重い。
雪道には不適切な要素が多いです。

クロカン4WDって、あくまでクロカン用途のものであって、雪道に強いとかっていうことは「一切ない」ので、お間違えなきよう。
むしろ弱いですよ。
重い分、ブレーキなんかききませんから。
4WDだから（≠クロカンだから）限界は高いですけど、限界を超えたら絶対リカバリーできません。
それならいっそ、ドリフトしながら走るスポーツカーの方がマシかもしれない。