頭文字Dに関する質問です。

Question

須藤京一が乗ってるランエボIIIを見てたら、マフラーから火がボーボー出るシーンがあったのですが、あれってなんというシステムなのでしょうか？？又、どのような原理でどういう効果があるのかも教えていただきたいです。

Answer 1

パンパン音が出て、マフラーから火を吹くのが「ミスファイアリングシステム」だという誤解を世間に与えたのは、頭文字Dのあのシーンだという説があるくらい、あれは「ミスファイアリングシステムだと勘違いされているもの」です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1474049614

マフラーから火を吹くのは「未燃焼の燃料がマフラー出口付近で空気と混合されて燃えている状態」で、アフターファイヤーと呼ばれています。

これに対してミスファイアリングシステムは、ターボのタービン付近で燃えてくれないと効果がないのですね。
本来はタービン付近で燃えて欲しかったのに、それに失敗すると、燃え残りのガスがそのままマフラー出口付近まで行って、そこでアフターファイヤーするわけです。

でも、頭文字Dの連載当時は、「それこそがミスファイアリングシステムだ」と誤解されていたのですね。

Answer 2

作中ではミスファイアリングシステムと呼ばれてますが、三菱の正式名称は2次エア供給システム(PCCS)です。

メーカーによって細かな制御は異なるものの、基本的には未燃焼ガスがエキマニ内タービン上流で燃焼する様に燃焼噴射タイミングや点火時期を調整し、それがエキマニ内で燃焼する時の圧力でアクセルOFF時のタービン回転低下を抑えるというシステムです。

ランエボの主戦場であるラリーはもちろん、WTCRや国内スーパーGTなど、ターボエンジンが使われているモータースポーツではメジャーだと思います。

Answer 3

https://ja.wikipedia.org/wiki/アフターファイアー

ランエボに限らず自動車のチューニング(特にエンジンまわり)をすると未燃焼のガスがマフラーから流出することがある. これが, マフラーの出口で酸素と混ざり, 高温の排気ガスなどによって発火することがある.

Answer 4

アレはミスファイアリングシステム

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0