頭文字Dの須藤戦で須藤が｢4wdが曲がれないと言われたのは、もう昔の話だぜ。俺のエボ3は曲がる！｣と言うセリフがありますが、実際ランエボ3が登場するまでの4wd車は曲がれない事が多かったのですか？

Question

#ランサーエボリューション

Answer 1

エボも1は「曲がらない」と言われたので、たぶんそれのことではないかなと思います。
私もエボ1に乗ってましたが、普段はあまり感じなかったですけどね。
あらゆる競技カテゴリーで酷評されまくってましたね。(^^;
でもパワーがあるからギャランVR4よりも速いために、不満を抱えながらみんな使っていたのです。(笑)

エボ2→3と進化する過程で、ボディ自体はそのままで、フロントのメンバーを前方に移動したり、メーカーはいろいろやってましたね。
結果的にホイールベースが伸びるので回頭性は悪くなるはずなのですが、それによってタイヤ周りの自由度が上がるので、セッティングをいろいろ変えたのだと思います。

ボディは同じなので、エボ1にエボ3のフロントメンバー周辺をごっそり移植する「エボ3化」が流行りました。
私がエボ5に乗り換えるときに、エボ1を譲った友人が、その「エボ3化」をやったのですが、「すごく回りやすくなった」と言ってましたね。
でも、AYCがついたエボ4以降に比べれば、エボ3もまだまだ「曲がらない4WD」の域を出ていなかったのですが。(^^;

エボ1に乗っていた頃、伊豆の亀石峠に走りに行ったのですが、土砂降りの雨が降って来たとたんに「曲がるようになった」のにはびっくりしました。
４輪ドリフト状態の方がアクセルを踏んで行けるのです。(笑)
ちょうどローリングしていたFR車達が「止まって見える」くらいの差で、向こうもドリフトして横向きになっているところにヘッドライトの光を真っすぐに当てられて、顔がひきつってましたね。(笑)

だから、「走り方の差」もあったのかなと思います。
タイヤをこじって曲げようとすると全く曲がらないけど、リアを積極的に出そうとすると曲がるようになるとか。
競技の世界では最終的に「フロント機械式LSDをガチガチに効かせて、フロントで引っ張って『Fドリ』に持ち込むのが最も速い」という結論になっていましたけど、それはエボ4～5の時代になってから言われ始めたようです。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます

Answer 2

ジムニーなどを含む軽の4WDは今でも曲がりにくいです。
普段は二駆、悪路で任意に四駆に変えるので体感する機会が少ないですが、乾燥路で試してハンドルを切るとタイヤを引きずり「これが曲がらない四駆かぁ」と思いました。
そんな四駆を創意工夫でフルタイムで走れる様にしたアウディ、スバルや三菱が凄かったのだと思います。

Answer 3

パートタイム4WDと呼ばれる昔のタイプの4WDには、センターデフが無かったんです。
ですから、前輪と後輪の間で回転差が発生するカーブでは上手く曲がることが出来ないので、滑りにくい舗装路等では2WDに切り替えて使っていました。
1985年にマツダがセンターデフを備えたフルタイム4WDであるファミリア4WDを発売したことで、「4WDは曲がらない」が過去の話になったというわけです。

Answer 4

曲がらなかったです。
曲げすぎると、タイトコーナーブレーキング現象が出て、
ドッカンターボとマッチしてまっすぐすっ飛んでいくものでした。
従って当時は4WＤはブレーキと加速で走るものでした。
ランエボも同様に強力なブレーキと加速力で走るものでした。
エボ4かエボ5でかなり曲がる様になりました。
エボ3は4WＤにしては普通にコーナリング出来るじゃなかったかな。