三菱 ランサーエボリューション のみんなの質問

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ラリーカーについて質問です。昔からエボやインプみたいなセダンっぽい形とパルサーやヤリスの方なハッチバック?みたいな形の車がありますがコレはカテゴリの違いなんでしょうか?

走行性能などは形的にエボみたいなセダンっぽいほうが優れていると思いますのでハッチバック的な方は商業的に売りやすいランク帯を使用しているのかなと思っていますが正解でしょうか?それともハッチバック的な形の方がラリーには有効なのでしょうか?

#ヤリス
#ランサーエボリューション
#パルサー

補足

みなさま、ご回答ありがとうございます。返信にも書きましたが私の思い込みが走行性能の最高峰はF1→形的にセダンの方が似てる→セダンの方が走行に向いてる でしたのでこういう質問をしました。勘違いや知識不足がありましたので大変勉強になりました。ありがとうございます。

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ベストアンサーに選ばれた回答

一口に「ラリーカー」と言ってもいろいろありまして、
・グループ4:ランチアストラトスやアルピーヌA110等の「年間400~500台生産の特殊市販車」を改造。ベース車はスポーツカーが多かった。
・グループB:改造はほぼなんでもあり。ベース車はいわゆるホットハッチが多かった。小さくて軽いので。
・グループA:「年間2500台以上生産の量産車」をベースに、改造範囲も狭い。最初はランチアデルタの1人勝ち状態でホットハッチ。後にセリカ、ランエボ、インプ等のクーペ、セダンが活躍。
・WRカー:足回りや4WD化に関してはグループBのように「大幅改造あり」だが、制約も多い。ホットハッチが主流。小さくて軽いので。
・ラリー1:今年から導入。エンジン+モーター134馬力で、ボディはパイプフレームにガワだけ被せたもの。グループBに相当戻った。

このように歴史的に見ると、ラリーカーに必要なのは「小さくて軽いが、強力なエンジンが搭載可能」という条件で、理想は「ホットハッチ」のようですね。
グループA時代にセダンタイプが多かったのは、「ベース車両が量販車」という条件だったからでしょう。
ランチアデルタは知人が乗ってましたが、「さすがに詰め込み過ぎで整備性最悪」です。(^^;

ボディ剛性に関しては、AE86とかの時代には「ハッチバックよりもノッチバックの方が剛性が高い」と言われて、国内ラリーではセダンボディがよく使われていましたが、ランエボ1~3では「ピラーの付け根のボディにヒビが入る」と言われて、セダンタイプのボディ剛性には疑問符が付いていました。
当時から国内ラリーではスバルはフォレスターを投入したりしていまして、ハッチバックボディの実験はしていましたね。

その結果が、インプレッサのハッチバック化だと思われます。
衝突安全性が何回か向上された結果、ベース車の剛性が飛躍的に上がっているので、現在ではハッチバックの方が剛性が出せるという人もいます。

他の回答者の方も書いている通り、タイヤよりも前後に出ている部分は回頭性を下げるので、形状的にはセダンであるランエボX等も、トランクはほとんど後ろに突き出していません。その結果、リアの剛性感は非常に高いです。
エボXの場合は、リアバルクヘッドを構造体として使って剛性を出しているので、ハッチバック化は無理だったようです。

ただ、「競技車としての理想」から言うと、エボ7の時点で既に「大きすぎ」で、さらに大きくなったエボXで競技をするのは相当辛いと思います。
エボ7以降は「電子デバイス」によって、長いホイールベースでも無理矢理曲げてますが、理想的ではないです。

かと言って、かつてのパルサーGTI-Rのようにホイールベースが短すぎても、容易にスピンしてしまうので、当時は全く勝てませんでした。

トヨタのヤリス等は、たぶん「電子デバイス」を「曲げる」方向ではなく、「スピンさせない」方向に使っていたのではないでしょうか?
今年からラリー1規定でアクティブセンターデフが禁止されたため、ラリージャパン最終日の雨ではトヨタは苦戦してましたよね。

という風に「走行性能を決めるのは、ボディ形状ではない」と思われます。
ボディ形状よりも「小さくて軽い」という要素の方が大きいようですね。

質問者の方が言うような「走行性能」は、「ボディ形状」ではなく「タイヤのディメンジョン(トレッドとホイールベースの比率)」で決まるところが大きいと思います。

しかし今後は、ラリー1規定の中で空気抵抗を抑えるために、「ベース車両を屋根が低い車に換える」という作戦に出てくるチームもありそうです。

その他の回答 (8件)

  • セダンを使っていた時代は市販車改造だった時代です
    なのでベース車両の性能が必要でした

    近年はより純粋な競技車両になってきている(要するにいじれる範囲が広がっている)ので、ベース車両の性能より純粋な大きさや取り回しが重視になっているのでしょう

  • バルクヘッドが一枚多く剛性があり、エアロ付けて良いなら取り付けに制約の少ないノッチバック車はそれはそれで有利。

    今がノッチバック車がいないのは、
    単純に、今はベース車の全長が規制されて Bセグメントのコンパクトカーを使う事になっているので、
    そのクラスにノッチバック車がないからです。

  • 質問者さんの考えについて、正しい部分と間違いの部分があります。

    正しい部分はセダンの方が走行性能が高いのでは?と言う点について、空力処理に関しては、リアタイヤの後ろが長く、ウイングを後ろの方に付けられる車が有利です。
    コックピット周りの空気の流れの乱れを受けにくいところに、ウイングを付ける、ということ。
    レーシングカーは最高速度が高いので、そんな考え方で設計されています。例として、ル・マンに挑戦したポルシェ935モビーディック。

    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ポルシェ・935#
    の中の
    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ポルシェ・935#/media/ファイル%3APorsche_935_Moby_Dick_rl.jpg


    間違っている点は、ラリーでは空力処理が最優先では無いのです。
    小さいコーナーでの回頭性能を高くするために、Z軸周りの慣性モーメントを小さくすることが優先されます。
    この目的で、フロントタイヤとリアタイヤの外側には重量物を付けないようにしています。
    結果として、トランク部分が短いハッチバックの方が有利です。またスバル・インプレッサはエンジンがフロントタイヤの前にあるため、回頭性能が不利と言う弱点を抱えていました。

    ラリーカーの歴史を振り返ると、日本車が大活躍したグループA時代、1990年代は、セリカ、ランエボやインプレッサなど、今と比べると大きな車両が使われていました。
    1990年代末にWRカー規定が発効されると、車両の改造自由度が高いこともあり、より小型のプジョー 206などが勝つようになりました。このときは全長4m以上でした。
    さらに2010年からスーパー2000WRC規定が導入されて、車両の全長はさらに小さく3.9m以上になり、最近のトヨタ・ヤリスなどの登場に繋がります。

  • だいたいメーカーの売りたい車がベースになってると思うけどね。今セダンってあまりないでしょ。

    パルサーやヤリスみたいな形は2boxカーと言った。今あまり言わないけど。
    昔2boxカーがなかった時代は日産もブルーバードやバイオレットのセダンでラリーに出場してた。

    ラリーのために作られたランチア・ストラトスという車がWRCで3連覇したあたりから考え方が変わったと思う。ごらんの通りホイルベースが極端に短くリアオーバーハングもほとんどない。まっすぐ走らせる方が難しいという車だった。
    https://www.webcartop.jp/2021/10/780162/

    そういう形がラリーカーの理想。でもそんな特殊な車が一般社会で多く売れるわけはないので、なるべく近いオーバーハングのない2box大衆車をベースにラリー出場するようになったの。

  • インプレッサも性能重視でハッチバックにして参戦してましたよね

    リアオーバーハング分、無駄な挙動が出るし、リアをヒットする可能性が増す

    市販車はセダンのほうが剛性があがるけど、ラリーカーはいくらでも補強できるからね

  • セダンは無駄が多いです。
    後ろの空間が無駄。

    ボディは出来るだけコンパクトにした方が、剛性も高く、空気抵抗も少なく、車重も軽い。

  • カテゴリーは同じ。各自動車メーカーの考えの違いです。

    例えばランエボ・インプレッサと同時期にWRCに参戦していたトヨタは、当初ハッチバッククーペのセリカで参戦していましたし、その後は3ドアハッチバックのカローラへ変更。現在はレギュレーションの変更に伴いヤリスで参戦しています。

    ただ自動車メーカーの多くはハッチバックを選択していることが多いようです。歴代のWRカーを見てもセダンの割合は少ないですから。

  • 当然ですが、ホイールベースとトレッドが同等なら、余計な出っ張りがないハッチバックタイプのほうが有利です。
    トランクなどの無意味な出っ張りは、ドリフトのときにぶつけやすくなります。

    ドリフトをしない場合でも、トランク(荷物入れ)が付いていて走行性能が良くなることはあり得ません。
    ハッチバックも、後方のボディ剛性で不利になる欠点はありますが、ボディ剛性は工夫で何とか改善できるのに対し、トランクなどの出っ張りは工夫では改善できませんので、最初からないほうが有利です。

    しかし、市販車として売らなきゃラリーカーとしてエントリーできなければ、市販車として売りやすいデザインになるため、ラリーでは不利になるトランクがあったとしても、それを採用するしかない場合もあります。

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