ランサーエボリューションⅩのSSTファイナルは安易に手を出すべきではないですか？故障率がすごいと聞きます。ランエボ

Answer 1

元エボX乗りです。

SSTの故障率が多いのは初期型ですが、その頃は保障で無償交換でした。
それを除き、一般走行であればまず故障はしない、とくに後期モデルであればまず問題です。
ただし、サーキット走行ではノーマル状態だと冷却しきれないので、過剰走行による故障が発生しやすいです。
つまり乗り方によります。
いまだと中古しか手に入らないので「前オーナーがどういう走り方をしていたか」にもよります。

SSTはドイツのゲトラグ車より配給を受けていて当時は契約上ブラックボックス状態で修理ができないので、まるごと交換だったので故障に至るとASSY交換対応で130万以上かかると言われていました。
後期にはゲトラグ車との契約切れの為、MTのみの販売となりました。

現在はエボXのチューニングショップで分解して20万くらいから修理は可能です。
それでも高いですけどね。

通常SSTオイルは無交換という扱いですが(トヨタの一部のエンジンオイルのような)やはりスポーツ走行では汚れてくるのと、鉄粉が貯まります。
※ちなみにこの部分も後期モデルは鉄粉を取るための棒状の磁石が１枚から2枚に強化がされています。
SSTオイル交換も高くオイルだけで2万円くらい工賃込で4万円以上はするかと思いますが、良い状態であればSSTオイルを交換してあげればまず問題ないはずです。
あとは乗り方次第(あるいは前オーナーがどういう走り方をしていたかですが、中古の場合それがわからない)。

Answer 2

初期型280psは壊れる頻度が多いらしいですがそれ以降の300ps仕様は改良されてそれ程故障はしないみたいです。
もし故障したら今は直せるショップがありますので全取り替えは免れそうです。
尚、中古車購入時に入れる保険があります。
これはぶつけたとかブレーキパッドが減ったとかの消耗品は対象外ですが、SST故障などの不慮の故障対応保険ですので心配でしたら入る事をお勧めします。
一度車屋さんに確認して下さい。

Answer 3

ランエボってサーキット走るガチユーザーが多くて、そいつらが初期に壊しまくったのでそういうイメージになってる感はあります。

ただ普通に乗ってるなら「故障率がすごい」ってほどでは無いと思いますよ。ほとんどのSSTのエボ10は今でも普通に走ってます。

とは言え故障したら高額修理は確定ですから、こだわりがないならMTのほうが安心感はあると思います。

Answer 4

国産DCT車でのスポーツ走行が出来るのはエボXか35GTRだけです。故障のジレンマはロータリーエンジンに似ているかも知れませんが、乗ってみたいなら逝くしかないです。
個人的には2010年以降なら割と壊れにくくなっていると思いますが、これは使い方次第なのでなんとも。エボのパワーだけならMTの方が良いです。

Answer 5

奇数段・偶数段に入らなくなるトラブルは頻発するようです。
三菱のツインクラッチSSTに限らず、摩耗が進んだデュアルクラッチトランスミッションでは珍しくないトラブルです。

Rレンジにシフトした際にギアが噛み合わず、アクセルを踏んでいると噛み合った瞬間に急激に後退するという事象も出ています。

これに対してリコールも出ていますが、
・インジケーターを点灯から点滅に変更
・ブザー間隔を短くする
・ギアが噛み合わないことがあることを取説に記載する
という注意喚起だけで、内部の変更はなく根本的な解決には至っていません。


ツインクラッチSSTが部品代だけで100万円程度かかるので、トラブルが起きて載せ替えとなっても何ともないような方以外は避けた方が無難でしょう。