三菱 ランサーエボリューション のみんなの質問

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同じ4wdでもランエボやインプレッサみたいに横置きエンジンのものとGTR、ランクルのように縦置きエンジンがあるのはなぜですか?

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回答一覧 (4件)

  • まず基本は
    FF車は横置きベースエンジン
    FR車は縦置きベースエンジンです。
    ※特例の車種もあります。
    理由は動力を伝える方向です。
    クランクシャフトがエンジンに対して横置きであれば横方向に伝えられるので、前輪駆動に向きます。
    後輪駆動は前にエンジンがあるものを後輪に伝えなければいけない為
    縦置きにして伝わる角度が90度変わるからです。
    ※大昔に書いたイラスト参照。

    GT-Rは通常はFRであり、滑った時のみ4WDとなる
    FRベースなので縦置きです。

    ランエボは元々のランサーがFFベースであり、FFベースで作られている為
    横置きです。
    すべて駆動しているフルタイム4WDの場合は、基本FFベースです。
    まずは前置きエンジンに対して、一番近い前輪駆動させないといけないからです。

    インプレッサ系統は実は縦置きであり
    これは水平対向エンジンの為、低重心にしている為
    わざと縦置きにしてある特例のひとつです。
    2WDのインプ(つまりWRXではない)でも、FFにもかかわらず
    水平対向エンジンの縦置きになっています。

    あと、排気量の大きいエンジンはそのものの大きさによって、横置きができないから、縦置きであり、大排気量は総じて(特例を除く)FRか4WDです。

    回答の画像
  • ベース車両の問題です。

    ランエボはランサーの上位互換でありランサーはFFなので横置き、スカイラインはFRベースでその四駆(GTR)なので縦置き

    そんな感じです。
    あとでかいエンジンは横には置けないので縦置きになります

  • まず、大きな間違いが一つ。
    インプレッサは縦置きエンジンです。

    どうして、そういう物が存在するかと言えば、開発などの歴史の問題が一番大きいんじゃないかな?

    国産車で、(ほぼ)最初に4WDを出したのはスバルだったはず。

    これは、最初に東北電力からの依頼で作ったレオーネバンが最初だったはず。


    4WDを作る場合、エンジンからの出力は一つですけど、車輪を回すドライブシャフトは4つ必要です。

    ここで問題になってくるのがトランスミッション(変速機)です。

    エンジン→トランスミッション→ドライブシャフトという並びは崩せません。

    スバルのレオーネなどは、エンジンからの動力を、ドライブシャフトの後に送って、そこにトランスミッションを置き、それを前に送ってフロント用のデフギアに接続していたと思います。
    当時の詳細の構造は分かりませんけど、現在も基本的にはそういう構造です。
    前輪に動力を伝えるところから後ろに動力を伝えてやれば、比較的簡単に4WDが作れたという幸運があって、試作のレオーネバンはプロペラシャフトから後は日産ブルーバードの部品を使っていたと聞きます。

    スバルの4WDは今でもこのスタイルです。


    他社のFF車は、エンジンを横置きにするスタイルで、エンジンのすぐ後ろにトランスミッションがあって、その下か後ろにデフギアがあって、左右のドライブシャフトを回しています。
    個々のミッションとデフギアの間に、前後の分配装置を組み込んで、後に動力を送って作ったのが、多くのメーカーの4WDです。
    ランエボもこのスタイル。

    このスタイルが一番売れたでしょうね。
    どこのメーカーでもやりましたから。


    で、GT-Rとか、ランクルのように基本がFRの車だと、トランスミッションは運転席の辺りまでありますから、そこで前後の動力分配をします。
    そこから後ろへの動力の伝達は問題ないですし、その部分の処理はさほど問題ではないんですけど、どうやって前に動力を伝達するかが大問題です。
    その前には、トランスミッションやエンジンがありますので、シャフトをどうやって通すかという事が問題になってきます。
    https://car.motor-fan.jp/article/10004639?page=2

    上のページにR35GT-Rのドライブシャフトの配置が出ていますけど、エンジンの下は大変なことになっているんじゃないかな?

    R32~R34まではトランスミッションがエンジンい近かったはずですからね。


    ジープのように、高さがある程度必要な車なら、エンジンの下にシャフトなどを通せたけど、スポーツタイプの車になると、苦労したと思います。


    普通に考えれば、そんなに苦労してFRベースの4WDなど作らなくてもいいのでは?とも考えますけど、それは市場からの要望と考えればいいでしょう。
    「この車に4WDがあれば、もっと早くなる」、そんな考えだったのでしょう。

  • 必ずしもそうではないという前提ですが、ベースがFFかFRかの違いです。

    ベースがFFの場合は横置き、FRの場合は縦置きになります。
    FFの場合は前輪で駆動するので、エンジンからタイヤまでの距離も少ない為、横置きの方が都合が良いですが、FRはシャフトを通してリアタイヤを回すため、どうしてもフロアトンネル内をシャフトを通す必要があり、縦置きにしてミッションも縦向きに置いた方が都合が良いからです。

    FFベースでトランスファを介してリアタイヤも駆動させるのが横置き、FRベースでトランスファを介して前輪も駆動させるのが縦置き と思っておけば大きく外れてはいないと思います。

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