【三菱車】新型ランサーエボリューションの2ペダル車に関する質問・・・・・単純に言えばAT車ですが、たしかツインクラッチシステムということですが、

Question

ホルクスワーゲンでDSGと呼ばれるツインクラッチシステムが確か特許をもっていたはずです。　大々的に好評されてないようですが、やはりあれはホルクスワーゲン製もしくはライセンス生産なのでしょうか？

Answer 1

　DCT（デュアル・クラッチ・トランスミッション）が正式な技術名称になるようなので、DCTという言葉を使います。

　DCTの基本特許は、ボルグワーナー社が持っています。ゲトラグ社は、ボルグワーナー社からライセンスを買って製造しています。ゲトラグ社以外の会社がDCTを開発する場合、基本特許のライセンスは、必ず、ボルグワーナー社から購入する必要があります。

　簡単ですが、ご参考になれば幸いです。

Answer 2

ゲトラグと共同開発でワーゲン・アウディのDSGと同じシステムです、
ライセンスはゲトラグが持っていると思います。

Answer 3

特許戦略はそんな単純なものではありません。
各自動車メーカがあらゆる特許を国内、国外問わずに基本特許、周辺特許含めて対抗出願しまくっています。
仮に基本特許を持っていたとしても、他メーカが保有している膨大な周辺特許に抵触せずに
自動車を生産することは不可能なのです。

さきほど、IPDL電子図書館で調べてみたら
現在国内で公開されている三菱自動車の特許(登録特許、公開公報、実用新案)は18859件。
これに対してフォルクスワーゲンの日本国内で公開されている特許はたったの77件。
単純に件数から推測すると、三菱自動車の特許に何も抵触せずにフォルクスワーゲンが日本国内で
自動車を販売することは不可能と思われます。
DSGの特許をフォルクスワーゲンが保有していて、三菱自動車に侵害を警告すれば、
反対に三菱自動車が保有している他の特許の侵害で警告を受けますので、むやみに警告することは不可能です。

各社、特許に関してはギブアンドテイクでクロスライセンスているのが実情です。