三菱 デリカスターワゴン のみんなの質問

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最近、高床式の車(デリカスターワゴンなど)が売ってない理由はなぜですか

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ベストアンサーに選ばれた回答

いくつか理由は考えられます。

まず、車体の基本構造の変化。
デリカスターワゴンの時代は、基本的にFRでしたので、運転席はエンジンの上に設置する形が多かったです。
その当時は、セダンなどでもFRが多かったので、さほど問題はなかったのでしょう。
ところが、現在はFFが主流。
FFの最大のメリットは生産コストが安くなること。
エンジン、トランスミッション、フロントの駆動部とサスペンションを人セットにして組み上げ、ボディとドッキング。
ボディに細かい部品を取り付けていくという作業が減るはずです。
その分、運転席の前にエンジンが来ますから、鼻先は長くなります。
それを「衝突安全性の向上」としたため、世間もすんなり受け入れたのでしょうね。
AT化が進んだことも追い風になったと思います。

FFで作ると、キャビンの下には大きなものがなくなりますので床を低くできたわけです。
乗りやすくもなりますしね。


もうひとつは、高速道路の整備が進んだこと。
高速走行をするとき、空気抵抗は大きな要素になります。
最高速度が上がらないとか、燃費が悪いという事になりますが、空気抵抗は空気抵抗係数×前面投影面積となるはずです。
前面投影面積というのは、簡単に言ってしまえば車幅×車高(本当は、ここから差し引かれる部分があります)。
車高が低い方が面積も少なくなって有利なのです。
逆に同じ面積なら幅を広げることができて、室内空間を広く取れます。

また、車高が高いと重心も高いわけで、風にあおられたときの安定性も悪くなります。


でも、一番の理由は、あっちの会社もこっちの会社もFFのミニバンを出していたら、自分の会社も出さざるを得ないという事だと思いますよ。
一般ユーザーは機能よりも見かけなどを優先しますからね。

これが業務用の車になると機能性を優先します。
多少安定性が悪いレイアウトでも、エンジンを運転席の下にして、荷室を広くとります。
トヨタ・ハイエース、日産キャラバンなどはそうですね。

質問者からのお礼コメント

2017.1.20 16:58

詳しい回答ありがとうございました
大変参考になりました

その他の回答 (1件)

  • まだ売ってますが、
    日本は道路の舗装が充実していて、特定の地域以外では需要が低いから

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