三菱 コルト 「いい点、悪い点を含め、総合的には… 「孤高」のハッチバックである。 と言える。 基本的に、山道や峠を走るようにできているが、コンパク」のユーザーレビュー

いい点、悪い点を含め、総合的には… 「孤高」のハッチバックである。 と言える。 基本的に、山道や峠を走るようにできているが、コンパク

2009.12.6

総評

いい点、悪い点を含め、総合的には…

「孤高」のハッチバックである。

と言える。

基本的に、山道や峠を走るようにできているが、コンパクトGTとしての活用も可能である。
ターボの過給により、分厚いトルクで高速道路を走り続けることもできる。
山を走れば、MIVEC+ターボで、高回転域を活用しつつごり押し気味に坂を駆け上る。

駐車場ならびに居住地域の問題で、コンパクトカーしか買えない方で、スポーティーな走りを手にしたい方は、「三菱かァ…ちょっとなァ」なんていわずに、一度試乗してみることをお勧めする。
こういう車はマニュアルじゃないといけないと思っている人もいると思うが、CVTもなかなか捨てたものじゃない。
都市間国道の活用から大阪市内の通勤渋滞路運転まで、CVTならばイージーにこの車を走らせることができる。

でも、腕に覚えのある人はこの車をマニュアルで走らせてほしい。
そのエンジンを味わってほしいから。

コルトラリーアートVer.Rの加速性能、その減速性能、そのコーナリング力。
三菱の誇るエボリューションの遺伝子は、そのコンパクトカーに受け継がれる。
たかだか1500ccのコンパクトカーと侮る無かれ。
その性能は、一級品だ。

満足している点

コンパクトカーの枠内においては、その加速力たるや筆舌に尽くしがたい。
COLTの中では一つ前のエンジンをターボ化しているが、一つ前のエンジンだからこそのマイナートラブルの無さ。
フラットトルクで少々ズボラなシフトワークでも走れてしまう。
純正ネオバのおかげで、曲がれちゃう。少々突っ込んでいっても、鋭く曲がる。
少々固めの足回り、純正でもしっかり聞こえるエギゾースト、2500回転以降の過給がかかったときの走り。こいつはちょっと、その辺の車には乗れなくなる刺激。
高速安定性は非常に高い。欧州コルトの足回りを装着しているだけあって、低速域では突き上げるが、スピードがあがれば安定する。
少々コントロール性には疑問があるが、減速力は特筆モノ。何故この性能が、一般に広まらないか甚だ疑問に思っている。

外見からして、ガスガズラーのように見えるが、ぶん回して走ってもリッター10kmは切らない。元々はレギュラーガス対応のエンジンだけに、レギュラーを飲ませても平然と走る。燃費がよく、燃料にかかわる費用も節約できるスポーティーカーだ。

一日に同じ車を見ることは非常に少ない。

不満な点

何故、インパネにシルバーとか装飾用の色をつけたがるのか。黒一色でなんら問題ないと思ってしまうのは、私だけだろうか。
アンテナが長すぎる。走ってるとみょんみょんしているはずだ。少々みっともない。でも傍目から見ると、結構可愛かったり？
某黄色い弾丸と比較するとアフターパーツが少ない。少ないなら少ないなりに「悩まなくていい」とも取れる。
FF車だから仕方ないことだが、シフトが遠い。親のekほどではないが…
リアハッチが汚れやすい。空力の関係で、煤塵などがリアハッチにくっつきやすいようだ。白を選ぶ人は要注意。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験