メルセデス・ベンツ Vクラス のみんなの質問

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電気自動車にSiC-VVVFを乗せることはできますか?

電気効率が今より飛躍的に上がるらしいです。



http://apg.blog3.fc2.com/blog-entry-1442.html

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ベストアンサーに選ばれた回答

今後の普及は微妙ですが,各社開発中です。

●SiCの使い方とは
(1) SiをつかったIGBT(スイッチング素子) → SiCのMOSFET(MOSトランジスタ)
(2) Siをつかったダイオード → SiCのダイオード

●SiCインバータのメリットとは?
上記(1)だけ = 損失20%低減
上記(1)+(2) = 損失80%以上低減

●何が変わるのか?
下記の2つです。

(1) オン抵抗の低減 … 損失が減ります → 高効率化
(2) 高速動作 … 10倍以上の周波数(高周波)でつかえるので,モータ駆動に必要なサイン波形整形用にリアクトルが小さくなります → 小型化

●開発状況は?
試作レベルでは,すでに採用されています。

2008年頃から車両適用が始まっており,ホンダのハイブリッド車,日産の燃料電池自動車に試験採用されています。

●課題は?
高コストです。

非常に小さい場合には,結晶欠陥がすくないものを選択できますが,大電流用になると,欠陥が少ないところだけを選ぶには,コストが非常に高くなります。このため電流値を抑えるため,大電圧で使えれば良いのですが,電気自動車は300Vクラスのインバータなので,SiCのメリットをうまくいかせません。今後,製造プロセスの大幅改善で欠陥を減らせれば,普及が始まると思います。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2013.9.5 15:01

そこまで詳しくありがとうございます。

その他の回答 (2件)

  • そんなに飛躍的に向上するならとっくにメーカーが採用するはずですし、テストはしたと思いますよ。

  • 可能です

    ただし、リンク先の記事には、誤解を招きそうな表現がいくつかあります

    SiCはこれまでのSiの置き換えと考えるべきでSiのIGBTはこれまでも使われているし、モジュールについても同様です。

    SiCは半導体や自動車関係の展示会では10年以上前から開発がアナウンスされているデバイスですから、当然自動車もターゲットに入っています。

    メンテナンスが確実でフィールドデータのとりやすい「電車」の方がとっかかりとしては使いやすいということでしょう

    効率が上がることも確かですが「飛躍的」といえるかどうかは・・・

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