油圧ポンプや油圧シリンダーなどについての質問なのですが、

Question

市販されている薪割機械で３４トンというものがあります。とても欲しいのですが、８０万もするのでなかなか買えません。１１馬力のエンジンで油圧ポンプの性能が２ステージ１６ＧＰＭ、シリンダーが６×１２．５×５．０と記載されていました。そこで質問なのですが、
１、中古の重機で装置でこれ以上の性能のものは作れるのでしょうか。たとえばコンマ７クラスのｐｃ２００のような大型の重機の
油圧装置はどうなのでしょうか。力不足で何度も作り直しはできないと思うのですが、ｐｃ３００クラスになると中古の油圧シリンダーなどは特殊であまり市場に出てこないのではないでしょうか。２００クラスが入手するには最大級でしょうか。
２、私は素人なので、プロの機械屋さんにお願いするとしたら、どの位の値段で作ってもらえそうですか。また依頼先は重機の修理屋さんが良いのでしょうか。
３、２ステージとはなんでしょうか。

補足

１６ｇｐｍは重機でいうとどのクラスの油圧装置になるのでしょうか。

Answer 1

①この機械の油圧ポンプの最大圧力は約210kgf/cm2に対して、PC200クラスで大体350kgf/cm2なので圧力では遥かに凌駕していますが、また薪割り機はギヤポンプ式に対して建機はピストン式のポンプと異なりますので効率も勝ります。
結論から言えば重機ベースで製作すればご質問に対しては「できる」となります。またシリンダーの入手ですが、輸出関係の業者を当たって頂ければ可能かと思います。
②材料費・それらの輸送費は距離と重量によりますので分かりません
制作費は0.7mクラスで製作するならおそらく二百万程度は掛かると見込まれます
内訳
原動機・油圧装置取り外し加工
油圧の性能に合った破砕部の製作(特に刃先が高価)
自走式にするか牽引又は固定式にするかでかなり変わります
依頼先は機械加工専門の業者でないとおそらく嫌がられます。
補足ですが
(16GPM-60L/min)ですから大体PC18クラスより下ぐらいですね

質問者からのお礼コメント

お三方ともどうもありがとうございました。知らないことだらけでとても勉強になりました。とりあえず、頂戴しましたアドバイスを有効に活用して、いろいろと中古部品を探していきたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。

Answer 2

２ステージポンプとは、
無負荷やそれに近いときは吐出量を多くして早く動き、負荷が大きくなれば力を出すために吐出量を少なくするような制御弁を組み込んだポンプです。一般的ではなくたぶん輸入品だと思います。

16GPMとは、たぶん吐出量（ガロン／分）だと想像します。国内式でいえば毎分６０リットル程度。

また１１馬力のエンジンは、50ＣＣバイク（８馬力程度）よりちょっと大きめのエンジン、というイメージだと思います。

シリンダーの規格はちょっと意味不明ですが、おそらく２段式シリンダーのインチ表示ではないでしょうか。

建設機械の部品の流用なら、コマツＰＣ２０ぐらいのミニショベルでもエンジン・ポンプ吐出量が大きすぎますね。


................整備工場のオヤジ

Answer 3

余り詳しくないですが参考程度に・・・
油圧装置も関係有りますが機械的な強度不足になりマウンター等にクラックが入るかもしれませんね

2ステージとは直列に油圧装置が繋がってると思ってください。＜ちょっと違いますがイメージとして
ポンプで押し出した圧力のかかった物をそのままポンプに入れてさらに力を出そうという物です。