メルセデスＡクラス Ｗ168（1998年式）に乗っています。走行した後、信号待ち等でアイドリングがバラツキ、エンストしそうなくらい回転が落ちる時があります。その後発進時、一度回転が落ちてから回転が上がり普通

Question

に加速します。エンストはしていませんが不安です。何が原因でしょうか？よろしくお願いします。

Answer 1

初代ＡクラスのＷ１６８最初期のモデルですね。
アイドリング不調～ハンチング～エンストしそう？
との不具合ですと・・・

●エアマスの汚れや経年劣化等による不具合の可能性
ある意味では定期交換部品との認識が必要な部位ですね。
市販のクリーナー等による洗浄は最悪壊してしまう、悪化されてしまう恐れも
試してみる・・・のならば、泡タイプは乾燥が遅いので不向きです。
ただ、洗浄しても一時的に落ち着く程度で、交換が基本です・・・
が！Ｗ１６８はエアマスとＥＣＵが一体となっていて純正新品で約１７万円～と高価
エアマスが正常に機能しているか？は、診断機のデータと部品単体でテスター
等での測定で判明可能ですので故障判断は慎重に。
ココの部品交換は最後ですね。

●スロットルボディ（バルブ）の汚れやスロットルポジションの狂い
ブローバイによるオイル汚れその他の汚れでスロットルボディの動きが悪いか？
指定のハイオクでは無くで、レギュラーガソリンを常用/多用している場合には
アクセルペダル開度とスロットルバルブ開度との制御に狂い（差異）が出てしまい
その微妙な差がアイドリング不調を引き起こしている可能性・・・もあります。
Ｗ１６８（に限らずに近年のトラクションコントロール機能装備）は電子制御の
スロットルボディ構造ですので安直なクリーナー噴射などでは電子部品部分を
悪影響を与えてしまう可能性が高いので、洗浄の場合には注意して！
バルブ軸受け部分からクリーナーが浸透してモーターや電子基盤を壊さないように
注意してクリーナーによる洗浄をして下さい。
スロットルボディは純正新品で約６万円～と決して安くは無いですので。

●クランクポジションセンサーの不具合・・・？
この部品の劣化によるアイドリング不調～エンジンストールは多いです。

●燃料フィルターあるいは燃料ポンプの経年劣化か？
年式的に見て、無交換ならば・・・そろそろ交換時期かも？
順番的には燃料フィルター→燃料ポンプですが・・・
燃圧測定と共に経過年数/走行距離を考慮すれば燃料フィルターは
交換した方が良いかも？燃料ホースも同時にね。

●プラグ及び点火コイルか？・・・
Ｗ１６８は指定/標準では接地電極が３～４本の長寿命タイプのプラグのはず
この辺は簡単な点検で判別可能ですが・・・

連鎖的に他の部分にまで負担が加わり、故障箇所が増えないうちに・・・
最小の修理代で済むうちに、早めに点検に出しては？
ＤＡＳ/診断機を接続したままで走行して実測値を見ながら診断すれば
不具合箇所の特定は早いかと思います。
不具合箇所（部品）によってはＯＮ－ＯＦＦによって消去/リセットされてしまい
エラー記録が残らない場合もありますので・・・

私の知る限りでは
Ｗ１６８のアイドリング不調、エンジンストール～エンストなどの故障事例では
上記箇所が原因/要因の場面が多いようです。

その他の可能性では吸気系統の何処からか空気を吸い込んでいるか？
ＩＮマニまで含めて樹脂製ですので、何処かに亀裂やパッキン等の劣化により
エアを吸い込んでいてアイドリングを狂わせている・・・とか？

電子部品/電気的部品は出来れば純正品を
ＯＥＭ部品の場合には「信頼できる」所からの購入を・・・
近年は粗悪な「ボッシュ製ＯＥＭ品」と銘打った偽物が出回っていますので
二度手間を避ける意味でも部品調達は慎重に。

質問者からのお礼コメント

回答していただいた二人のお方、本当に有難うございました。その旨、車屋に伝えました。

Answer 2

輸入車の場合によく聞く症状です。
検索した限りでは、メーカーを問わず
スロットルバルブ周辺の「汚れ」が多い様です。
この場合は、洗浄の為のスプレーが市販されています。
ガソリンタンクに注入するタイプも有る様ですね。
但し、全車種に適合する物では無いと思いますので
ご使用前に、確認された方がよろしいと思います。