マツダ プレマシー 「Ｔ社,Ｈ社,ＶＷの競合ミニバンを全部試乗...」のユーザーレビュー

Ｔ社,Ｈ社,ＶＷの競合ミニバンを全部試乗...

2007.12.15

総評

Ｔ社,Ｈ社,ＶＷの競合ミニバンを全部試乗して、入念に乗り比べました。と言うのは、以前、付き合いの関係から、何も考えずにＴ社のミニバン、イプサムを購入しましたが、足回りはフラフラ、サスは、ふにゃふにゃ、スピードを出して、カーブを曲がるとロールしまくり、ブレーは、かっくんブレーキ。さらには、ロングドライブ(300km程度)をすると毎回、子供(7歳)の車酔いが激しく、まともに長時間走れないなどの数々の不満が鬱積。そんな訳で、車を買い替えることを決断。プレマシーの他、ＶＷのツーラン、Ｔ社のアイシス、ウイッシュ、Ｈ社のオデッセイ、ストリームなどを試乗しました。試乗時には、足回りの安定性、加速感、ブレーキング、シートの適度な硬さ、コーナーを高速で安定して曲がれるかなど、可能な限り、自分なりにチェックしました。その結果、最後まで残ったのが、ツーランとプレマシーでした。かなり迷いましたが、ツーランは、スライドドアでない、水性塗料、故障が多いと知人から聞き、結局、プレマシーを選択しました。納車後すぐに、神奈川から九州まで(1200km)の慣らし運転を兼ねたロングドライブを決行しましたが、信じられないくらい快適そのものでした。いつも車酔いしていた娘も全く酔わなくて、巡航速度100kmで、グニャグニャ道の多い、山陽・中国高速道路も安定してドライブできました。夜中に1200kmを16時間ドライブして九州の実家に到着しましたが、普通に近所で買い物をしたような感覚で、車をおりることができました。腰痛もまったくなく、肩も全然こりませんでしたし、車好きでもない私が、初めて味わった「運転って、楽しいな！」と言う感覚でした。本当に車の走りとしては、１００点満点を差し上げたい車です。

満足している点

とにかく、１度試乗してみれば、すぐに国産他社のふにゃふにゃミニバンとは違うことがわかります。足回り、ブレーキング、高速安定性、ハンドリング、エンジンの吹き上がりなど、外からは見えない部分が真面目にお金をかけて作られていることが実感できます。内装とかの見た目ばかり気にする日本人には、なかなか理解しにくい車かもしれませんが、「走り」「運転快適度」は国産ミニバンの中で、最高と言う事ができると思います。両面スライドドアも間隔の狭い駐車場で、子供がいきなりドアを開けても、隣の車にドアがぶつかることが、ありません。また、電動スライドドアでなくても、７歳の娘が簡単に開閉できますし、最後はモーターによって、きちんとドアが閉じられる（イージークロージャー：半ドアにならない）ので、家族の車としては、安全・便利・安心です。

不満な点

内装が、シンプルすぎるかもしれません。ただ、Ｔ社のような豪華な内装は、私は好きではありません。車の走り、乗り心地とは全く関係がないので。
収納が少ないですが、余分な物を車に積みっぱなしにしなくなり、逆にイイかもしれません。
2.0L DISIですが、燃費が7km/L(街乗)、12km/L(高速)と、他社並みです。加速がすばらしいことを考えるとぎりぎり我慢できるかも。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験