マツダ プレマシー 「「最近のマツダはいいよ」というのは本当で...」のユーザーレビュー

「最近のマツダはいいよ」というのは本当で...

2005.6.3

総評

「最近のマツダはいいよ」というのは本当でした。
出張で渡仏したとき、日本車を見かけないので何でかな？と思いましたが、百万円しない小型フランス車が何の破綻もなく、乗り心地良く１３０～１４０ｋｍ／ｈで走るのを体験し、「こりゃ日本車の入り込む余地などないわい」と思いました。以来車に対する見方が変わり「１５０ｋｍ／ｈで普通に走れるのが当たり前の車なんだ」と自分なりのスタンダードを設定するに至ったわけですが、日本の車といえば、日本の交通事情に合わせ、過剰な性能はいらん！と安く作ろうとばかりするわ、よい車を作れば作ったで金持ち層を対象に高くするわで、何とかまっとうな車がまっとうな価格で買えないものかと思っていました。
そこに現れいでたプレマシーというわけで、まさにピッタンコのタイミングでピッタンコの車が見つかったという感じです。しかも主力よりも低グレードの２０Ｃでもへんなスペックダウンをしていないので、本当にリーズナブルな価格で買え満足です。
フォード、ボルボ、マツダのいいとこ取りの国際車が日本でも安く買える時代ということですね。

満足している点

１０年以上も前の車ですが、同じ７人乗りでサイズも似ている前車シャリオとの比較を中心に書きます。
＊ボディー剛性が全く違う。前車がいかにロールしていたかがわかった。
＊十分な動力性能と良好な空力特性による安定でストレスのない高速走行。
＊頭の良い？ＡＴと、トルクフルなエンジン、うまくマッチングした制御で前車（２４００ｃｃ）よりパワフルかつ無駄がない。気がつくと４速にロックアップされ低回転でもそこそこ引っ張っていく。むやみにシフトダウンしない。
＊したがって燃費は前車より２０％以上良い。
＊取り回しがよい。最小回転半径は前車５．５ｍに対し５．３ｍだが、数字以上によく感じる。幅が５０ｍｍ増にもかかわらず、前車より運転しやすい。
＊大きめのしっかりしたシート。
＊２列目のレッグスペース。（これは時代の差）

不満な点

＊中央高速の上り坂あたりでは、パワー不足を感じるかも。そうなったらマニュアルでシフトダウンして回転を上げればいいかな？（東名では全く問題なし）
＊荷室は狭いです。前車は商用車的なのに対し、走行性能重視のためでしょう。
＊大柄な人の３列フル乗車は窮屈。（これは前車も同様でした）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験