新車購入で丸9年、10万キロ超乗りました。
このクルマの前は2代目のデミオに乗っていました。大きな不満はありませんでしたが、二人目の子ども誕生を機に
2014.4.12
- 総評
- 新車購入で丸9年、10万キロ超乗りました。
このクルマの前は2代目のデミオに乗っていました。大きな不満はありませんでしたが、二人目の子ども誕生を機に乗り始めました。
運転の楽しさと利便性を同時に味わうことができるという点で本当によくできたミニバンです。
「子どもが小さいからスライドドアは必須」という条件を抱えている期間は、ほかに乗り換えたいクルマが思い当たりませんでした。一人で長距離を走っても無駄に大きいクルマを運転しているという気になりませんし、家族で乗っていても運転手をさせられている感覚はありません。
マツダお得意のカラクリシートも時々6人以上が乗車するときには「大勢乗れるっていいなあ」と感じさせてくれましたし、2列目も畳んで大きめの家具や庭弄りのための大きなラティスを載せたり、子供用の自転車を積んだり。
ルーフボックスも併用した上でですが、キャンプやスキーにも大活躍してくれました。
それでいて肝心の走りの面では、アクセルを踏めば加速、コーナリングもブレがないハンドリングなど、走る喜びを感じさせてくれるクルマで、家族みんなに愛されたクルマでした。
愛車だった「20C」は、デビューしてから2年弱で廃盤となりましたが、個人的には余計なエアロがついておらず、フロントマスクもすっきりしているこのデザインが歴代のプレマシーがもっともお洒落だと今でも思っています。
ただし、スチールの15インチはちょっと貧相に感じたので、ヤフオクで純正の16インチに履き替えて乗っていました。
このプレマシーは16インチを標準値にして足回りのチューニングが行われているということで、ベストバランスだったと思います。
- 満足している点
- ○やや固めのセッティングがされた足回り。直進安定性もよく、シートもよくできているので、長時間運転しても疲れを感じさせない。
○実は一番快適だった2列目のシートと広さ。
○この頃はフィットの燃費のよさが注目され、電動式パワステが主流となりつつあった頃ですが、このプレマシーは油圧式パワステでした。この頃の電動式パワステは今ほど完成度が高くなく、違和感を感じるものが多かったので、油圧式のパワステが嬉しかったです。
○手を入れようという気にならないスタイリング。20Cの無駄のないフォルムは秀逸です。(ブレーキランプ周りはちょっとキビシイですが)
○シートアレンジが便利。フルフラットにはならない(1、2列目までがフラットになるセミフラット)ものの、他社の同じクラスのミニバンがシートを小さくしてフルフラットができるようにして利便性を謳っていたのに対し、シート本来の役割を損なうことがないよう、シートを小さくしなかったマツダさん、さすがです。
○荷室。(3列目使用時には役に立ちませんが)十分な広さがありました。二列目も潰せば結構いろいろなものが乗せられました。
○両側スライドドアは便利すぎて、ほかのクルマに乗り換える決断をさせてくれませんでした(笑)
○樹脂製のバックドア。軽くて便利でした。
- 不満な点
- 今思えば…というものがほとんどですが。
○燃費。市街地ではリッター8キロいけば万々歳というもので、もう少しがんばってほしかったかな。
○デビューまもなく購入したせいか、マイナートラブルがちょくちょくありました。
短期入院や診療が多く、それが家族にも不評でした。
○足回りが弱い?
2回目の車検の前からすでに冬場はアクセルの動きが硬くなり、段差を超えるたびに「ガキッ」という異音。
結局そのまま乗り続けてしまいましたが…
○スライドドアの開閉やキー綴じ込み防止、などなどイチイチ警告音が賑やかで早朝や深夜の移動は気を使いました。
(ディーラーでキャンセルできたのでしょうが)
○4AT。さほど気になりませんでしたが、時々さびしかったです。
いま乗っているエスクードも4ATですが、こちらは気になりません。
おそらくクルマの性質によるのだと思います。
○ディスプレイ類が液晶パネルだったのはちょっと悲しかったかも。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験