マツダってフォードから離れてから、急に質感が高くカッコいい車作るようになった印象があるのですが、以前はフォードから俺たちよりカッコいい車作るなよって圧力かけられたんでしょうか、、？

Answer 1

マツダがデザインの共通化を図り始めたのは、フォード傘下時代の2000年台前半、NAGAREデザインからでしょう。
それ以前もデザインが高く評価された商品はいくつかありますが、全て単発で終わっています。
デザイン中心に舵を切ったのは、クロノスの悲劇から始まる冬の時代を経験し、自らをスモールプレイヤーと自覚したことと、フォードとの共通プラットフォームしか使えず作りたい車を作れなかったことの反動でしょう。

内装が今のように評価され始めたのは、初代CX-5以降の6世代商品群からですね。
これはフォードから提携を打ち切られ、使える部品やプラットフォームが大幅に減ってしまったことに対する危機感からでしょうね。
内外装一体のデザインと動的質感の向上はここから始まったものです。

Answer 2

というより、フォードグループの中におけるマツダの役割はお手頃価格の車を売るブランドだったので、販売価格が安くなるように作らざるを得ず、塗装にしろ内装の質感にしろあまり高級感のある設えにはできなかったし、車体のプラットフォームをフォードグループと共有する必要があったから設計やデザインの自由度も低かったということでしょう。