マツダ CX-3 「街に溶け込むデザイン!」のユーザーレビュー

街に溶け込むデザイン!

2022.1.10

総評

デザインは概ね満足ですが、ボディと足廻りとのバランスが良くなく、乗り心地の不安要素となっている。
また、常時フル乗車での使用は窮屈。
ベストは2人と感じる。これであれば荷物を充分に積載できる。

満足している点

・デザイン
・燃費
・取り回しのよさ
・マニュアル設定

不満な点

・リア回りのデザイン
・乗り心地(リア懸架方式)
・上のパワーがない
・リアの居住性
・前方斜め方向の視界
・ターボラグ

デザイン

4

フロントマスクが凛々しく、現代欧州を彷彿とさせるデザインは街によく溶け込みながらも独特の存在感とオーラを放つ。
リアのデザインは個人的にこのみではないが、クロスオーバーらしさある風貌となっている。

走行性能

3

トルクがあるのでとても乗りやすい。
ただ、ターボが気になるので、ディーゼルエンジンにはオートマの設定がベストと感じる。
個人的に1.8リッターエンジンがライトサイジングと考える。

乗り心地

3

リアの懸架方式、ショックの容量はボディの重量感に不適であると感じる。
4輪独立懸架を果たせなくとも、ショックの容量は最低でも1.2倍程度にすべき。

積載性

3

家族利用となると少々物足りない。
リアシートを倒してトランクスルーにすれば、キャディーバッグを優に積載できる。
車中泊はやや困難か。

燃費

4

さすがはディーゼル×マニュアルとだけあって、文句無し。
街のりメインでも17~19km/lを記録する。
60~80km/hの巡航であれば20~25km/lも狙える。

タンク容量は49リッターなので、満タンで700~900kmの航続距離がある。
※1000kmを記録したこともある。

価格

4

やや高め?と感じるが、総合的に廉価と感じる。
ガソリンエンジンモデルに比べて、同じグレードで30~50万円ほど高い設定。
燃費と燃料油価格との差額から計算するに、ディーゼルエンジンの燃費面での恩恵を受けるには12~14万kmは走行しないといけない。

故障経験

・ECU不具合修正(リコール対応)
・インジェクタ不具合(リコール対応)
・ターボ ブローバイガス(様子見)
・DPF異常(OBD接続による処置)
・オンタネーター損傷(ベアリング、クラッチ部破断)
→廃車を決定付けた要因