マツダ CX-3 「ＣＸ－３試乗感想！」のユーザーレビュー

ＣＸ－３試乗感想！

2015.5.25

総評

『つまりはエンジンの車』

軽を除けばハイブリッド全盛の今、ハイブリッドなしでこれだけ活気づいてる車って珍しいと思います。
非ハイブリッドということは要するに、この車に乗れば、動いてる＝エンジンかかってる　状態なわけです。
この図式、昨今ではハイブリッドにより崩されつつあります。
たとえば１０年後、今日以上に崩されることでしょう。
今、魅力的なエンジンの車を生み出すマツダさえも、１０年後は分かりません。
１０年後には、エンジン一本で勝負できるような車に出会えないかもしれないということです。
そこまで考えてこそ、この車を選ぶ価値が最大化するような気がします。

ちまちましたコストの話以前に、このエンジンに魅力を感じれば、他で多少我慢があっても長く付き合っていけるような車だと感じました。

満足している点

『安っぽさを感じさせないデザイン』

どのメーカーも同じっちゃ同じですが、このくらいのクラスから、安っぽさが一気にかき消されるような気がします。
ＣＸ－３では特に、外観デザインはすでに完成していて、このままが一番いいと素直に思える点がとてもいいです。（でないと、弄りたくなっちゃうのでｗ）

それから内装も、日本車らしからぬ、まるで最新のドイツ車のようなデザインも満足度を高めてくれると思います。

デザインとはちょっと離れますが、運転席シートの調整自由度の高さ（特にシートリフター）も素晴らしいと思います。

不満な点

『デザインが故の視界の悪さ』

もちろん試乗レベルでの話なので、慣れでカバーできる範囲もあるでしょう。
それでも他車と比較すると視界は悪いです。

どんなに運転姿勢がしっくり取れて、長距離ドライブが楽になっても、車の運転はサービスエリアの間だけで済まされるものではありません。右左折の方がまず多いことでしょう。
左後方の視界がこれだけ悪いと、トータルで疲れる車になってしまいます。
もう少しワイドなミラーに変えるだけで随分変わるような気もします。

視界を理由にこのデザインをあきらめてしまうなんて、とても残念としか言いようがないので、デバイス的な進化も含めて、ぜひ改善してほしいところ。

デザイン

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走行性能

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『トルク感が魅力的！』

試乗コースで、片側２車線道路に一旦停止から合流という個所がありました。
いわば、加速を試せる場所です。
ここ、Ｖｉｔｚではなるべく避けて通るところ。
交通量が少なかったということもあるのですが、極めてストレスなくクリアできました。

カタログにトルクカーブのグラフはなかったのですが、体感的にはディーゼルエンジンらしい低回転からのトルクの立ち上がりを感じることができると思います。

とはいえども、パワーとしては１０５馬力。１．５のガソリンエンジン未満です。
踏んでもタカが知れてます。でも、個人的にはこのくらいが好きです。この力を使い切ってる感が。
その辺に、１．５ディーゼル一本で出してきた狙いを感じます。
マツダさん、２．０ガソリンとか２．２ディーゼルは出さないで（そっちが欲しくなっちゃうからｗ）

乗り心地

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『明らか引き締め方向でかっちり』

乗り心地については、ほかのレビューで事前情報を目にしていました。
２ＷＤは硬めで４ＷＤが柔らかめ、と。
今回２ＷＤの試乗では、まさにその通り。
不快さはないものの、明らかに硬い。
（ジャンルこそ違いますがサイズの近い）前回乗った３０８なんかは、もっとフラットライドでした。
でも、無駄にガッチガチなＶｉｔｚＲＳ乗りの主観としては、ちょうどいい(^_^;)

静粛性・振動にかかわる部分と思われますが、今回の試乗車、
「ナチュラル・サウンド・スムーザー」
なるものがついている車でした。
結果としては・・・・・・・・・分からない。
比べればわかるのかなぁ？
ディーゼルらしい音はするといえばする。
購入を検討するのであれば、要比較だと思います。

積載性

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『全体的に、ちょっと狭い』

荷室は諸事情により実写確認できませんでした。
カタログの写真では、ちょっと狭いかな。

後席は軽くかけてみました。
可もなく不可もなくの広さなのですが、ほかと比較するとやはり、ちょっと狭い。

逆に言ってしまえば、どちらもちょっとだけ。
ライバルのヴェゼルはスペース優先のパッケージングであって、一般的なＣセグメントよりもタイヤハウスが大きいわけであって、最近のＢセグメントは頑張りすぎているのであって・・・
ＣＸ－３のデザインに惚れれば、この広さは我慢どころか、「人も荷物もＯＫなロードスター」として見られるんじゃないだろうか(笑)

燃費

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価格

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故障経験