車についてです。 コナンのアニメを見ていたのですが、 このようにあがせ博士が運転している（画像ではわかりにくいですが）赤い車は扉があく方向が逆になっています。

Question

このタイプの車って実在するのでしょうか。
スポーツカーならありそうなのですが。
それと、あのような開き方をする車のドアは通常方向でも開くことが可能なのですか？

Answer 1

これは沖矢昴さんの車ですね。1960年代頃の「スバル360」（富士重工）という当時の名軽自動車です。マツダのR360クーペやキャロル（初代）などがライバルでした。

当時の軽自動車は今のよりだいぶ小さく、エンジンも360cc以下（現在は660cc以下）の規格でした。スバル360では、小さいボディでも乗り降りがし易いように、前開きドアを採用しています。（さすがに前後両開きではないです。）ちなみに、阿笠博士のビートル同様、R-R（後部エンジン－後輪駆動）です。

ただ、半ドアだったりした場合、走行風圧で大きく開いてしまう危険もあるので、こういう前開きのドアは後にはあまり採用されなくなりました。リムジンみたいな超高級車の後席ドアなどにはあるようですが。

画像の場面は走行しながらドアを半開きにしてるので相当の風圧があるはずで、ガバ開きにならないようにするためには相当の力が要りますね。なんかシートベルトをグルグル巻きにしてたみたいですが。

質問者からのお礼コメント

確かにドアにシートベルトっぽいものがありますね！
この車が数千万ですか...。
車には疎いので博士が乗っているビートルと同じにしか見えませんが、そんな価値がぁ....。
走る家ですね...。
いやぁ、皆様有難うございます！

Answer 2

このアニメのシーンはみたことありませんが。
昭和のころのスバル360はこうでした。画像の車もそういう目で見ると360に見えなくもありませんね。
乗り降りの時にスカートの中が見える、ということで女性からは不評でしたよ。

Answer 3

ドアが逆向きに開く車は実在しますが、通常の方向に開くことはありません。
こういったドアは、乗り降りがし易いといった反面、何らかのトラブルで走行中にドアが開いてしまった場合に、風圧で締められなくなったり、折れ曲がってヒンジから捥ぎ取れてしまうといったトラブルも有ったため、海外ではスーサイドドア(自殺ドア)といった名前で呼ばれていました。
国産車ではスバルヤングＳ360と言った旧車に使われており、海外でも、いわゆるクラッシックカーなどに多く使われていました。
最近の物では、マツダ RX-8のリアー側がスーサイドドアを使っていて、前後が観音開きになる構造になっていましたが、このタイプの物は安全面を考慮して、フロント側を先に開けてからでないとリアー側は開かない構造になっています。

Answer 4

ロールスロイスはこういうドアの開き方しますよー！
ただ、数千万の車ですが…

Answer 5

逆方向で開くことは無理でしょう。
この様な開き方する車は・・・昔ありましたよ。