ニックネーム非公開さん
マツダ アクセラセダン
グレード:90周年記念特別仕様車 20E(AT_2.0)
2010年式
乗車形式:マイカー
車に乗せられている感じが嫌いで、車を操ることが好きな方には楽しい車です。アナログではないですが、アナログ感のある車です。
エクステリアはプジョーに
2009.10.12
- 総評
- 車に乗せられている感じが嫌いで、車を操ることが好きな方には楽しい車です。アナログではないですが、アナログ感のある車です。
エクステリアはプジョーに似ているとよく批評で言われていますが、実際に並べるとそうでもありません(友人の206、207、307と並べてみました)。実車を見るとNBとRX-8を足したような感じだと思います。
価格もカローラアクシオFWD1.8L上級グレードやシビック2.0GLよりもアクセラセダン20E17インチ仕様は20万円近く標準価格で安く、走行性能、デザイン、走りの楽しさのレベルは価格以上だと思います。
- 満足している点
- 走行3000Km、オプションの17インチを履いている事を前提ですが、1330kgの車両重量ながら、優れたハンドリング。直進性も良く街中、高速ともにFWDながら安定していて意のままに操れます。初期装着のタイヤもTOYOのPROXESだが十分。ロードノイズも、セルシオでなければ満足しない人でもなければ気になる程でもなく、これ以上静かだと路面状況が判りづらく、運転していて危ないと思います。17インチ装着車は15、16インチ装着車と違い、ショック、サスのセッティングが欧州仕様とほぼ同じになることも良く、ふわふわした感じも無く、地に足の着いた感じで安心して運転できます。バイワイヤでありながら、応答性に優れたアクセル。ブレーキもタッチが自然でコントロールしやすく、非常に良く効いてくれます。ブレーキダストもこれだけ効くのに少ないのも美点。エンジンもターボのDISIと違い、ガラガラ感も無く、特に3000回転からエンジン音も良い音になり6200回転まで落ち込みもなく楽しく回せます。
インテリアはスポーツカー的な包まれ感がありつつも圧迫感は無く、ハンドル、アクセル、ブレーキ、シフトレバーの位置関係もポジションを正しく設定さえ出来ればNCロードスターの乗車ポジションとほぼ同じに出来る点も良いです。(ディーラー中古NCで確認)収納もグローブボックスの奥行きがかなりあり車検証とティッシュボックスを入れてもまだ余裕があるのはうれしいところ。オーディオはディーラーオプションのクラリオンのヘッドユニットのおかげか、標準の6スピーカーでもJ-POPぐらいなら必要十分な音質かと思います。
- 不満な点
- 5ATの1速から2速への繋がりの悪さ。特にDレンジの時は変速ショックが気になると思います。Mレンジでも1から2への変則は癖があり、即座に変速しないこともあります。13年以上、MTしか乗っていなかったので余計に気になります。Dレンジの変速の滑り感も強いです。ずっと半クラッチで走行している感じになるときもあるので9割以上、Mレンジしか使用していません。Mレンジだと滑り感は激減するので、Dレンジの時もこの感じになっていてくれるとよかったかと思います。
良い点でも書いたエンジンはアクセルを雑に開けると音が悪くなるので少し気難しいエンジンです。下の方のトルクの出方もアクセルの開け方によってはトルクがうまく発生してくれない感じがあるので、誰でも楽しく使える気軽さは少ないかと。この辺りは今時のエンジンとしては少し疑問かなと思います。
燃費もカタログ数値の63%とあまりよろしくないです。名古屋市内と郊外の往復32kmの通勤、平均時速29km、エンジン停止時間は片道40分の内、約7分間で燃費計で1L辺り11.1km。満タン法で11.4kmと計測誤差は少ないのですが、せめてカタログ値の80%の1L辺り13kmぐらいは行って欲しいところです。まあ、乗り始め1000kmまで1L辺り9kmしか走らなかったことを考えると伸びる可能性も十分考えられるのでこれからに期待です。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験