2017年6月
■2017年6月
エルシーアイは、「LESS MASS MEANS MORE LOTUS ~より軽く、よりロータスらしく~」のテーマに基づいて、「ロータス・エヴォーラ」の価格やラインナップを刷新し、2017年6月23日に発売した。
今回ラインナップに追加された「エヴォーラ スポーツ 410」は、「エスプリ スポーツ300」をはじめとする歴代の名車の精神を受け継いで開発。エヴォーラの優れたエアロダイナミックスをさらにチューニングすることで、最高レベルのハンドリング性能と高速安定性を実現したという。
また特別生産の「エヴォーラ スポーツ 410 GPエディション」は、ロータス・エクスクルーシブ・プログラムで開発。「チームロータス」が1972年から1986年のF1参戦時の象徴的なカラースキームを採用した。
■2017年8月
エルシーアイはロータス・エヴォーラのエヴォリューションモデル、「エヴォーラ GT430」の受注を2017年8月8日に開始した。世界で60台のみの限定販売。
「エヴォーラ GT430」は、“ロータス史上最もパワフルなロードカー”をうたい、インタークーラーを備える新開発の3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンが最高出力436ps/7000rpmを発生する。最大トルクは440Nm/4500rpm。0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は305km/hとのこと。また、ロータスならではの軽量エンジニアリングを活かし、乾燥重量を1,258kgまで絞っているのが特徴だ。
新設計のボディパネルは、フロントとリアの各所に炭素繊維の織目を露出したカーボンファイバーを使用。先進のエアロダイナミクスにより、最大250kgのダウンフォースを生み出すという。
インテリアは、ブラックアルカンターラとディンプルレザーのコンビネーションを採用。無償オプションとして、フルレザーまたはフルアルカンターラを設定した。
■2018年3月
エルシーアイは、ロータス・エヴォーラに「GT410 スポーツ」を設定して、2018年3月15日に発売した。
「GT410 スポーツ」は、「スポーツ410」に代わるファーストクラスモデル。トランスミッションはオートマチックとマニュアルを用意し、2シーターのほか「2+2シーター」をオプション設定する。
GT430の流れを汲んだボディスタイルは、専用に新設計されたフロント&リアパネルを採用。、ハイダウンフォース仕様のエアロパーツを⼀部除外しつつ、「スポーツ410」との比較で50%アップの最大96kgのダウンフォースを生成した。
動力源には、特別なキャリブレーションとチューニングを施した、水冷式インタークーラー一体型の高出力バージョン3.5リッタースーパーチャージャーV6 エンジンを搭載。最高出力306Kw ( 416PS ) /7,000rpm 、最大トルク420Nm/3,500rpm を発生し、0-100km/h加速4.1 秒(AT車)、4.2 秒(MT車)を実現したという。
■2018年4月
ロータスカーズ日本正規販売代理店のエルシーアイは、「ロータス・エヴォーラ」のラインアップに「GT430スポーツ」を2018年4月13日に追加、同日より販売を開始した。
「エヴォーラGT430スポーツ」は、2017年9月に限定販売された「エヴォーラGT430」のプロダクションモデル。ボディはフロント&リヤのバンパー、フロントアクセスパネル、ルーフパネル、リヤクォーターパネル、ワンピース構造のルーバー付きテールゲート、スポイラーはすべてカーボンファイバー製とし、ダウンフォースを高めるエアロパーツを最小限に抑えたことで「GT430」に対して10kgの軽量化が図られている。
カーボン素材はインテリアにも用いられており、シートやドアシル、新設定のインストルメントパネルカバーなどにカーボンファイバー製コンポーネントを採用。また、ステアリングホイール、ダッシュボード、ドアパネル、トランスミッショントンネル、センターコンソールはすべてアルカンタラとディンプルレザーのコンビネーションとした。
「GT430」では6速MTのみの設定だったが、「GT430スポーツ」では6速ATの選択も可能。最高出力436ps、最大トルク440Nm(ATは450Nm)を発生するインタークーラー付き3.5リッターV6スーパーチャージャーは0-100㎞/h加速3.8(ATは3.7)秒、最高速はMTで315㎞/h、ATで280㎞/hと公表されている。