2009年6月
■2009年6月
英国のロータスが久々に新設計したクルマ。かつてのロータス・エスプリの後継モデルともなるクルマである。ロータスにとってはエリーゼ(1995年)以来の完全な新設計モデルで、2008年のロンドンショーでエヴォーラの名前とともに発表された。本国では2009年春に販売が開始されたが、夏には日本でも受注が開始された。コンパクトな2ドアクーペのボディはロータスらしくアルミ押し出し材を使っている。リヤミッドシップにトヨタ製のV型6気筒3.5リッターエンジンを横置きに搭載し、6速MTと組み合わされる。エンジンは標準的な仕様で直噴+ポート噴射のハイパワー版ではないが、それでも余裕ある207kW(280ps)/342N・mのパワー&トルクを発生する。1350kgの軽量ボディ(ロータスとしてはかなり重いが)には十分な性能で、0-60マイル/時は5秒という加速性能を持つ。足回りはアルミ製の鍛造サスペンションにビルシュタイン製のショックアブソーバーが組み込まれている。前後ともAP製のレーシング4ピストンキャリパーのブレーキが採用。2シーター仕様と2+2仕様が用意されるが、2+2の後席はエマージェンシー用というか子供用といった感じの空間。後席にはISO-FIXが装備されている。エアコンやiPod接続が可能なオーディオシステム、カップホルダー、本革スポーツシートなど、快適装備も充実している点がほかのロータスモデルとは異なる特徴だ。
■2011年6月
英国のロータスが久々に新設計したクルマ。かつてのロータス・エスプリの後継モデルである。ロータスにとってはエリーゼ(1995年)以来の完全な新設計モデルで、2008年のロンドンショーでエヴォーラの名前とともに発表され、日本では2009年夏に受注が開始された。コンパクトな2ドアクーペのボディはロータスらしくアルミ押し出し材を使っている。リヤミッドシップにトヨタ製のV型6気筒3.5リッターエンジンを横置きに搭載し、6速MTと組み合わされる。エンジンは標準的な仕様で直噴+ポート噴射のハイパワー版ではないが、それでも余裕ある207kW(280ps)/342N・mのパワー&トルクを発生する。1350kgの軽量ボディ(ロータスとしてはかなり重いが)には十分な性能で、0-60マイル/時は5秒という加速性能を持つ。足回りはアルミ製の鍛造サスペンションにビルシュタイン製のショックアブソーバーが組み込まれている。前後ともAP製のレーシング4ピストンキャリパーのブレーキが採用。2シーター仕様と2+2仕様が用意されるが、2+2の後席はエマージェンシー用というか子供用といった感じの空間。後席にはISO-FIXが装備されている。エアコンやiPod接続が可能なオーディオシステム、カップホルダー、本革スポーツシートなど、快適装備も充実している点がほかのロータスモデルとは異なる特徴だ。 2011年6月には、IPS(インテリジェント・プレシジョン・シフト)と呼ぶ6速AT仕様のモデルを追加したほか、259kW(350ps)/400N・mの強力なパワー&トルクを発生するスーパーチャージャー仕様のV型6気筒3.5リッターエンジンを搭載するエヴォーラSを追加した。これにより、ベースのエヴォーラ(MT)、エヴォーラIPS(AT)、エヴォーラS(MT)の3グレードそれぞれに、2シーター仕様と2+2仕様がある6グレードの構成になった