レクサス CT 「日本車への叱咤激励 当方、8年前のA3所有者です。 この車のターゲットにA3が入っており、また"Dance with Hybrid&quot」のユーザーレビュー

日本車への叱咤激励 当方、8年前のA3所有者です。 この車のターゲットにA3が入っており、また"Dance with Hybrid&quot

2011.4.8

総評

日本車への叱咤激励
当方、8年前のA3所有者です。
この車のターゲットにA3が入っており、また"Dance with Hybrid"と謳うCMで期待して試乗しました。
結論からいえば、8年前のA3の足元にも及びません。
ボディは軽く強く作ってあるとのことなので、走っていて不満を感じることはなかったですが、同じ価格帯のISと比べるとコストダウンがちらほら見られます。まあこれは最近のAudiにも言えることですが。。
内装も比較的良くできていると思います。
外観デザインはちょっといじりすぎでごちゃごちゃしていて好みではないですが、これは人によると思います。
足回りはトヨタにしてはお金をかけたかな、というレベルで、まあまあです。
そして最も失望したのはエンジンとミッションです。
Ecoモードは論外、Powerモードで高速も走らせてもらいましたが、ガーガーうるさいエンジンの割に加速しません。CVTの特徴と言われればそれまでですが、一応1800ccのエンジンのはずなのにこのダイレクト感のなさはどうにも受け入れがたいです。モーターのトルク感も感じませんでした。
それなのに妙に静かな風切り音がどうも不自然。私の理解を超えています。そういう意味では未来の車なのかもしれません。
燃費も高速やワインディングを走っていると、当初の18km/lからどんどん減っていきました。
おそらく私のAudiと同じ乗り方をすると 15-6km/lくらいと思われます。これは私の8年前のAudiの高速道路の燃費とそれほど変わらない値です。Audiハイオクですが、これでは何のためのHybridなんでしょう。
これではヨーロッパでは受け入れられないと思います。
アメリカのように値引きしてうるのでしょうか？
"Made in Japan"とひとくくりで言いますが、電気製品と車とでは世界的な評価が違います。SonyやCanon、Nikonは自動車でいえばベンツ、BMW、Audiといったブランドに近い信頼を得ていますが、日本車は未だに"安くてそれなり"の域をでていないと思います。
日本車はまだまだ勉強すべきところが多すぎます。
さらに努力していかないとこのままでは消滅するでしょう。
日本車メーカーはもっともっともっともっと勉強し、努力すべきです。
偉そうですみませんが、本当に危機感を感じます。
これが日本車だ、というものを確立してほしいと切望します。

満足している点

・足回りが日本車としてはまあまあ。ハンドリングも悪くはないです。乗り心地はやや硬め。
・そして静かです。
・スタイリングがほかのどの車にも似ていない。新しい形に挑戦していることは良いと思います。

不満な点

・エンジンとミッションと燃費と走り。
・コストパフォーマンス。
・レクサスブランドのブレ。どういうブランドに育てたいのでしょう？
・細かいですが、ミラーに映ったとき、レクサスの L マークが逆に映るのは車を知らない人がデザインしたのだなと思います。
・日本車の方向性のなさ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験