ランドローバーのディスカバリーとレンジローバーの違いは何ですか？ 見た目そっくりだからディスカバリーのとこレンジローバーって張り替えててもほとんどの人分からんのじゃないですか？

Answer 1

確かに英国ブランドの階級制度は日本人には分かりにくいですよね。

レンジローバーにも，「レンジローバー」，「スポーツ」，「ヴェラール」「イヴォーク」という様々な車種があって，しかも「レンジローバー」が一番上って感覚はなかなか理解しづらいです。スイフトよりスイフトスポーツの方が上だろうって思いがちです。(笑)

そして，そのレンジローバーだけでも，ベーシックグレードの他，「S」，「SE」，「HSE」，「オートバイオグラフィー」というグレードがあって，価格も，1493万円から3202万円と倍以上の差が生じています。ちなみにディスカバリーは780～1031万円で，ディスカバリースポーツになれば，473～697 万円と超お買い得です。

で，ディスカバリーとレンジローバーの違いは，簡単に言えば，エンジンと，インテリアの違いです。ディスカバリーは，V6のガソリンエンジンとディーゼルエンジンのみをラインナップしています。一方，レンジローバーは，V6のスーパーチャージドガソリンエンジンやディーゼルエンジン，ハイパワーなV8のスーパーチャージドガソリンエンジンをラインナップしています。5000cc・565psエンジンはレンジローバーだけのエンジンです。単純に考えて，エンジンがデカい方が偉いという考え方が伝統的に存在します。

また，インテリアの差も歴然としています。レンジローバーは，触り心地の良さを追求したインテリアパネルを使用し，インフォテインメントシステムが充実しています。いわゆる手作り感の良さがあります。見えないところにまで徹底された美しさや拘りがあります。ディスカバリーは日本車に比べれば高級感がありますが，所詮工業製品という感覚です。

例えば，英国マッキントッシュのテーブル１つで200万円とかしますが，その価値が分からない人にとってはニトリの5万円のテーブルで十分と考えるでしょう。一方で，椅子や家具に拘りを持つ人がいるように，自動車のインテリアにも質感や高級感を求める人がいるのです。

結局，レンジローバーは，その良さが分かる限定された上流階級向けのSUVということです。普段はロールス・ロイスに乗る人が，狩りに遊びに行くときはレンジローバーに乗るといったように。ただし，そのレンジローバーしか存在しないと数が出ずに会社の経営が成り立たないため，ランドローバー社はインドタタ傘下となり，レンジローバーと間違うばかりの廉価版（ディスカバリーやイヴォーグなど）を販売して利益を得ています。一方で，レンジローバーを富裕層向けに販売し，ブランドの維持と，所有者の満足感を満たしているのです。

質問者からのお礼コメント

皆さまありがとうございました。

Answer 2

人生でまだ車の知識では負けた事がない中学生男子です。
車好きが見たら一発で違いがわかります。
ディスカバリーとレンジローバーとではサイズが違いますね。
レンジローバーはランドローバーのハイエンドモデルなので、価格にも大きな差があります。
このサイトを見たらわかると思いますが、大きさで一目瞭然です。
https://www.landrover.co.jp/comparison-tool/index.html
偉そうで本当にすいません

Answer 3

走行性能はディスコのが上です

レンジは皮シートや木しつらえのインテリアなど女王の儀式にも使える贅沢仕様の役割です

イギリス文化ならではの車種仕分けなので日本人には理解しにくいかも