電気部門の新人です。現在ナッシュポンプのモーター30kwを全電圧始動で動かしています。モーターを変えたらしく盤にはスターデルタ始動のマグネットがあり、現在のモーターには口出し線が3本しかでてないので、そ

Question

のマグネットは使用されていない状態です。
現場側から「モーターが熱を持ち、送風機で冷やしている」「始動時にトリップする」と言われるのですが、全電圧始動により、始動電流が流れ続けているためと思ったのですが、フィンのつまり、容量不足による過負荷、モーターの故障が原因ですか？対地の絶縁測定は異常ないです。三相誘導電動機かご型200v30kwモーターです。説明不足かもしれませんが詳しい方いらっしゃいましたらわかりやすくご教授願います。よろしくお願いします。

Answer 1

これまで全電圧始動していても支障なく運転していたが、モーターを交換したら始動時にトリップするようになった。とのことでしょうか。

1つ考えられるのは、新しいモーターが高効率形(プレミアムモーター)になり、始動電流がアップしたからだと思います。
また、高効率ゆえにスリップが少なくなり、回転速度が増速したことによる負荷が増したものと思います。

対策として始動電流値を確認し、新しいプレミアムモーターに対応したブレーカーに交換となります。
増速による運転電流のアップは、プレミアムモーターの定格電流値をみて別途対策になります。

詳しくは「トップランナーモータ - JEMA 一般社団法人 日本電機工業会」で検索してください。