スカイラインクーペの5速ATと7速ATを試乗したのですが、5速の方が豪快で心地良い加速だと感じました。

Question

一方7速は、シフトアップが少ししつこく、また、力が弱いように感じ、やや心地悪い印象を受けました。

本来年式の新しい7速の方が燃費やスムーズな加速、走行時のパワーバンド域の最適化等が計られているという事なのですが、3.7Lで力もトルクも十分な程なので、街で乗るのなら本来5速が1番良いという事なのでしょうか。

聞く所によると、7速にしたのは、モデルチェンジマーケティング、燃費規制や流行を考慮したという理由が大きいとの事。
その為、日産も、この車両のベストは5ATと考えていたのではないかとも思います。

ジープのラングラーも3速のものがあり、プジョーの307ccもラリーで4速の車両を走らせていた事もあり、変速が多ければ良いという事ではないのだろうと思いますが、いかがでしょうか。

（スーパーカー等のデュアルクラッチで7速や10速等の物とは比較にならないと思いますので、同じクラス程度での比較）

Answer 1

豪快な加速感！まさに今朝の通勤中似たような思いが浮かんでいました。
昔Ｒ３３スカイラインには５速ＡＴがありましたがあまり普及せず消えました。
Ｒ３４のＡＴはすべて４速となりましたが、１段ごとの守備範囲が広いため山坂道では主に２速３速のみで元気いっぱいに走れます。
４速入れることはほとんど無いです。
現在の多段化は燃費対策しか考えておらず手動で変速してもつまんない。
３４で高速巡航時は５速欲しくなる時もありますが、あったらあったで退屈でしょうね～。

なんでもかんでも多段化はバランス崩すと思います。
やはりエンジンパワーやキャラクターに見合ったギヤ段数を設定して欲しいものです。

Answer 2

多段化はエンジンのダウンサイジングに合わせた流れなんじゃないかと。
大型トラックでの話になりますが最近の1万以下の排気量だとトルクバンドが狭過ぎて7速MTじゃキツいです。
逆に以前はトラックには不向きとされていたオートマの方が12速有る分加速もスムーズで早いです。
因みに乗用車は4Lの5速AT車に乗ってますが、市街地では4速で十分なので流れの良いバイパス位しか5速使いません。

Answer 3

個人的な感想です。

多段化は時代の流れ、変速比幅を広くとることで、結果走行性能や「高速燃費」を広げられる意味合いがあるのでしょう。

→ステップATの多段化は最小限の変更で済むので、あえて5速に縛る必要もないのかもしれません。（ジヤトコの7速は5速が直結だったと記憶）


エンジントルクに余裕がある場合、確かにギヤ段数は少なくて済みますが（昔のアメ車が良い例）、その代わり燃費の目玉であるギヤ比が選択しにくく、ステップ比も大きいので変速時間も長く（短くすると変速ショックでる）、発進でのトルクコンバータ領域もルーズにする必要がありそうです。

ジヤトコは7速どころか9速にまで進化していますので、他社のATが6～8速以上である現在、やはり5速というのは商品力として乏しいと評価される恐れがあるような気がします。


【余談】プジョー307WRCでの4速ギヤも、結局プジョーが「調子に乗りすぎた」感があるとのちのドライバー（M.グロンホルム）が証言してました。

4速になったことで理論上「変速回数（トルク切れ）が減る」ため、キロあたり1～2秒稼げるという理屈でしたが、ドライバーがギヤ選択するタイミングが合わず、トラブルも多く（4速が壊れたら3速しかない）、結局5速バージョンも併用した記憶があります。

→出す予定だったダブルクラッチギヤボックスも、結局欠陥だらけで不採用だったようです。

Answer 4

素人が書きます
変速数が多いのは単純に技術の進歩です
ラングラーの3速もその時代の技術がその程度だった訳でその後4速→5速と変化し現在8速になりました、当方昔の3速ATのジムニーで遊んでますがせめて4速欲しかったなと思ってます、現行型でも4速しかないですが。。
Jeepの8速とジムニーの3速と乗り比べたらジムニーの方がキビキビ走りますね(車重の違いありですが)、そのうち多変速スペックアピール合戦は無くなっていくと思います。

Answer 5

7速は低い回転数でシフトアップさせて燃費向上を目的としているのでしょうね。

Answer 6

そこまで多段にする理由はエコ以外にありません。普通なら5か6あれば十分。

それ以外だと走行性能もある場合があります。
昔ランエボは一時期6速MTになりましたがまた5速MTに戻りました。理由は6速だとスポーツ走行でシフトチェンジの回数が増えシフトチェンジの時間が多すぎるのとギア比が微妙に合わなかったためです。(他に強度問題もありました)