当方、車には無知なので教えて下さいませ。 ヴェゼルハイブリッドRV グレードXに乗っているのですが、グレードZの純正18インチホイールはそのまま使えるのでしょうか？

Question

なにか追加部品が必要だとかあれば教えていただきたいです。

Answer 1

装着はできるし動きはするのですが
交換してくれるかどうかはショップ次第です。
ディーラーではおそらく100％お断りされます。わたしもおすすめしません。（理由は3つ）

【1つ目の理由】車体にタイヤがぶつかる（かも）しれないから。
ヴェゼルは下位グレードと上位グレードで最小回転半径が異なります。
これは下位グレードが上位グレードよりも10mm細いタイヤを装着するため、車体とタイヤのアキに10mm余裕があり、そのぶん大きくハンドルを切れるように設計されているためです。
そこに幅が大きいタイヤを付けるとハンドルを全開にしたときにもしかすると車体に当たる（かも）しれません。
わたしの経験的にパッツンパッツンに設計されていないので平地で取り付けてハンドル切ってみる分には問題ないことがほとんどですが、
タイヤのむっちり具合もよりますし、車体が傾いているとどうなるかは評価できません。
10mm分スペーサーを入れて外にだしてやれば内側でタイヤがぶつかることはなくなりますが、タイヤがはみ出すのであんまり格好良くはないかも。

【2つめの理由】センシングの動作に狂いが出るため。
下位グレード装着タイヤ215/60R/16と
上位グレード装着タイヤ225/50R18は
ほとんど外径が変わりませんが若干225/50R18のほうが大きくなります。
自動車のスピードメーターはタイヤが何回回ったかと、タイヤの大きさ（外周）を基準に計算した値が表示されます。タイヤが大きくなった分、実際のスピードよりも3％弱ほど遅くコンピューター処理されるので、たとえばプリクラッシュブレーキの動作開始もその分遅くなるわけです。
その他にも同じ原因で3％弱狂いが出るので少し危険になります。

【3つめの理由】そもそも保安不適合
原因は2つ目と同じですが実測度と表示速度に狂いが出ます。
以前は実測度が40km/hのとき、メーター表示が36～44km/hまで多少狂いがあっても車検には通ったはずですが、
何年か前に保安基準が変わって（うろ覚え）、より厳しく実測度よりも遅く表示されるのはNGになったと記憶しています。
上記の数字でいうとメーター表示38～40km/hまでだったか36～40km/hまでだったかは覚えていませんが、とにかく実測値よりも遅くメーターに表示されたらダメになったはずです。
車検の時だけ純正タイヤに戻して車検を通すとか、いわゆる闇車検みたいなものだとかを利用すればなんとかなるかもしれませんが、そもそも不正改造なのでおすすめはしません。