日本人がフェラーリを凌ぐブランドの手作り高級車 製造会社を作ろうと思えば、できるのではないかと 思うのだが、私の考え方は甘いでしょうか？

Answer 1

価値とは、物理的な価値と情報的な価値の二つあります。
高級ブランドというのは、バッグにしても10万円のバッグと100万円のバッグ、原価はともに1万程度と言われています。
では、何が違うか。
情報的な価値です。

情報価値が違うだけで値段が何倍にもなったりするのです。
情報価値という付加価値の違いなのです。
しかし、そのためには、多くの人達に、特に金持ち連中に、これだけの価値がありますよ、とお金を支払う人に思わせなければなりません。
特に、そこに人々を納得させるヒストリーと魅力的なストーリーが必要だと思います。

金持ちと、貧乏人では欲しいものが異なります。

例えば、金持ちはジェットヘリとか自家用ジェット機やクルーザーを欲しがったりします。

しかし、日本の小学生にオトナになったら欲しいモノと聞いても、ロケットとかシャトルとか破天荒な事を言いますが、自家用ジェットや自家用ジェットヘリが欲しいとは言いません。

ようは、本当の金持ちと日本人では価値観が異なりすぎるです。

億万長者にならないと見えてこないモノがたくさんあるのです。

フェラーリは、まあ、庶民でも欲しいと思われるレベルでなありますが 笑

と言うことでマーケティングも大事です。

とりあえず、フェラーリが死ぬほど好きな人達は、フェラーリを作っている人達のイズムに惚れ込んだりします。

結局は物語が必要なんです。
それが情報価値です。

原価500円のワイン、有名なソムリエがウンチク垂れると20万になる世界です。
ソムリエの言葉を信じる人達がいるからです。

「これだけの価値がありますよ」という言葉をある程度の金持ちに信じ込ませる事ができるか、それだけなんです。

本当は日本にもあるんですよ。
フェラーリ並のストーリーがある自動車会社が。

10番目の国産自動車メーカーの光岡自動車

http://www.mitsuoka-motor.com

芸術性ではフェラーリを超えていますが、情報価値の付け方があまり上手くないんでしょうね。
勿体無い(^.^)

質問者からのお礼コメント

勉強になりました。

ありがとうございました。

ところで光岡社長が言っていたのですが、１０番目の自動車
メーカーになるのには、国との交渉がとっても大変だったよ
うですよ。１万点だかにも及ぶ許認可があるとか言ってましたよ。

Answer 2

フェラーリと同じ方向性では、まず不可能！

フェラーリのビジネスモデルは、圧倒的なブランドマーケティング、
F1が、フェラーリの広告宣伝と、高速安定性、エンジン開発の実験施設、

まず、フェラーリのようなブランドの確立ができない。
歴史や、車好きを納得させる物語がない。
フェラーリを購入する顧客は、車と同時に歴史や文化、物語もセットで購入する。
ベントレーやロールスロイスのブランドを購入する方法もあるが、
購入先がBMWで、これまで以上の高品質の高級車を送り出したから、認められた。
ジャガーのようにインドや中国に企業に買収されると、ブランドイメージが低下する。多分日本にフェラーリが工場を造って、品質管理の行き届いた車を作っても、イタリア製のフェラーリが欲しいと思う。

日本では、高速安定性に優れた車を開発する環境が少ない。
時速３００キロ近い速度でテストを繰り返すには、サーキット貸し切りで開発しなければならない．一般道の低摩擦環境でのテストは無理、

しかし、違う方向性で勝負すれば勝てるかもしれない。
慶応大学の教授が開発した８輪のエリーカ（SIMドライブ）電気自動車なんか可能性がると思う。最高速度３７０ｋｍ、フェラーリ並みの加速力、大人５人が乗れる快適空間、
今までに無い商品価値と感動を与える商品なら、ブランドを構築できる可能性がある。
アメリカのテスラモーター等、独自性を活かして、ブランドを早期に確立している。

Answer 3

> 日本人がフェラーリを凌ぐブランドの手作り高級車

どういう形で凌ぐつもりなの？

Answer 4

技術的には不可能ではないでしょうけど、それを商業ベースで考えたら絶対に成立しないので参考出品や試作品が限度ですね。

Answer 5

下級民族のイエローモンキーが作っても売れない