ホンダ NSX のみんなの質問

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初代NSXは、実際ポルシェ、フェラーリと渡り合えるレベルでしたか。

あれは日本人のエゴですか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

NSXは328フェラーリとポルシェ911を参考に作られた車です

初代NSXの開発ドライバーを勤めた黒澤元治が

日本はNSXを開発したことで初めてポルシェとフェラーリという頂の高さを確認できた

という言葉を残しています
つまり、NSXを生み出した事で、名実ともに世界最高峰のポルシェとフェラーリのピュアスポーツのレベルがどれほど凄まじいのか、何をすれば追いつけるのか可視化出来たということです。

マクラーレン、ランボルギーニ等、様々なスポーツカーブランドがありますが、その中でポルシェとフェラーリだけは別格です
初代NSXの系譜が今でも続いていて、モデルチェンジを繰り返していれば、もしかしたらこの二つの頂に手が届いていたかもしれません。

しかし、初代NSXは日本が初めて生み出した本格ピュアスポーツです。当時すでに成熟していたポルシェフェラーリと渡り合うレベルにはいませんでした。それは開発ドライバーも認めています。
そして、初代NSXの系譜は途絶え、開発ノウハウは失われました
今の国産自動車メーカーには、初代NSXのような本質的な価値を見出そうとするプロダクトを生み出す事は不可能でしょうね

その他の回答 (6件)

  • ぜんぜんダメでした。
    フェラーリの展示会してたらNSX乗ってくる人いたけど、音はクサイし、なにもかもダメでカッコ悪かったです。
    他の客も、ホンダのやつどれどれ?という目で見てたけど、当然、駐車場の奥の方に誘導されて、クスッて笑われてた。
    328を手本に開発したと言うけど、その頃フェラーリはF40があったんだし、展示会ともなるとF40が3台くらいは来て、F40がど~んと目の前の一番いいところに停めるものだから、完全なアウェーでしたね。

  • 初代NSXは主に米国市場をターゲットに仮想敵をフェラーリ328として開発された。
    このため初代NSXはレジェンドのウェットサンプV6シリンダーにVTEC 4バルブヘッドを載せて横置きレイアウトと言う真のスーパーカーならばツッコミどころ満載のパワートレインの内容だった。
    フェラーリ328はドライサンプ縦置きフラットプレーン90°V8と言う本格的スーパーカーのエンジンだったが、MTしか無くATの設定も無くラゲッジスペースも不足気味で普段使いには適さないスーパーカーだった。

    1984年ホンダ技術研究所の上原繁さんが開発統括に選任されて、フェラーリ328GTBを数台買い込んで当時F1に参戦してたホンダが『普段使い出来るミッドシップスーパーカー』を開発した。

    フェラーリ328GTBの弱点は全スチール製ボディは重く剛性も不足気味でハンドリングに難があった。

    ココが当時の最大弱点。

    ホンダはスカイアルミニューム株式会社と組んで世界初のオールアルミ製量産スーパースポーツカーを世に問うた。

    車体軽量化&剛性確保、耐腐食特性、製造の容易さを求めて、当時は無かった『6000番系アルミ』の開発を行った。
    車両製造専用工場を建てて、鉄粉が飛んでくるとアルミが腐食する問題を解決するなどホンダの本気を感じる車だった

    でも、実際に市販するにあたって、ありえない値段のクルマになる事を避けるためにエンジンは当時のレジェンド用のV6ブロックを使った。
    理想的なV6エンジンならばバンク角120°が等間隔燃焼で排気脈動効果で馬力が出るし低重心となるが、エンジンの幅が広くなるのでレジェンドのV6バンク角は75°だった。
    ここで近年フェラーリが発売しているフェラーリ296GTBのエンジンを見てみよう。
    フェラーリ296は、120°V6の等間隔燃焼ドライサンプエンジンを縦置きにしてVバンクの中央部から排気して低重心化していると言う点。コレは初代NSX登場した際のフェラーリの回答です。

    V8ブロックを新造するとありえない値段になるのでレジェンド用のV6ブロックを横置きにした。

    アルミ製と言っても普通のアルミではなくボディには「ベイクハード」と言う特殊なアルミを用いて軽量化+剛性を確保していた。ベイクハードとは、焼き付け塗装をする際の熱が加わると硬化するアルミ。

    もちろんシャーシは鍛造アルミが満載されて軽量化を進めた結果、『ヒュンヒュン走るスーパーハンドリングマシン』になった

    V6エンジンを横置きにしてリアオーバーハングを切り詰めてヒュンヒュンマシンを開発していたらば米国の人達からこんな注文が入ってしまった。

    『ゴルフバッグを積めるようにしてくれ』

    と言う事で初代NSXはロングテールになったのですが、この車体フォルムを正当化するために本田技研の人はこんな風に言っていた。

    NSXのフォルムは戦闘機のF16みたいでしょ?

    と。

    結局、初代NSXの登場は当時のフェラーリを本気にさせたクルマになりました。
    現在フェラーリは世界最大のアルミ素材製造米国企業のアルコア社と組んでフェラーリ全車種のアルミ製スーパーカーを製造しています。(ちなみに米国アルコア社は第二次世界大戦以前からアルミニウム素材を製造していた企業です。世界同時不況ブラックマンデー後のニューディール施作によってナイヤガラの滝からの流水で発電した安価な電力を利用したアルミニューム製造会社です。戦時中の爆撃機B29やB17もアルコア社製のアルミを使ってます。)

    ランボルギーニがロッキードに教えをこうて先進のカーボン製車体を製造するようになったのも強いて言うなら初代NSXのオールアルミ製軽量化の影響と言えます。

    つまり初代NSXは、6000番台アルミニュームの開発によって、フェラーリ、ランボルギーニと渡り合えるレベルだったのです。

    回答の画像
  • 自然吸気3000ccで260km/h出せる車種はNSXだけでした。

  • アルミの速い箱

    と言われていました
    日本人が、スポーツカーを造るのは究めて難しい様ですね

  • 初代はあの価格でよく販売できたなってぐらい高性能だったみたいですね。いい意味で。エゴというかエンジン屋の意地でしょう。セナが開発に関わったとかじゃなかったでしたっけ。

  • 言うなればエゴではなくロマン

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