車のエンジンオイルについて質問です。 ホンダのNoneターボ付きに乗っていますが、 1ヶ月で5000km走行した過走行のオイルと

Question

半年ほどかけて5000kmの通常運転ではオイルの汚れ、劣化具合は大体同じような感じですか？
どちらの方が劣化しやすい走り方なのでしょうか？

Answer 1

冷間時に始動すると、始動を助ける意味で噴射ノズルからスクランブル的に濃いガソリンを数秒間噴射します。
コレは駐車場とかで、エンジン始動して直ぐに止めて、再度エンジン始動とかを短時間で2〜3度行うと、次は始動困難を起こします。

ま、エンジンを掛ける度にガソリンをガンガン噴射してる訳で、この時の余剰なガソリンは、ピストンとシリンダーの間を伝いオイルパンに落ちて、オイルに混じります。

実はこの時のガソリンは、オイルに混じり、オイルを急速に劣化させます。
ガソリン混じりのオイルはオイルの持つ洗浄作用、潤滑作用を著しく低下させて、そのオイルは、スラッジを発生し易いオイルになり、エンジンのあらゆる部分にスラッジを作って行きます。
…オイル交換をきちんとしてるのに、オイルを食いだした、少し煙を吐く様になった、コレは、ピストンリング周りにスラッジ固着でピストンとリングは同化してしまい、ピストンリングはピストンに嵌り込み固定されてしまい、ピストンリングの一番下の段のオイルリングも固着してしまい、シリンダーに付着したオイルを掻き落とす事が出来なくなり、オイルはどんどん燃焼室に入り込み一緒に燃焼し出します、当然オイルはドンドン減り始めて、減ったオイルはヘドロ状になり、余剰なガソリンは更に更に通路化したシリンダーの隙間を伝い加速的に劣化の一途です。
かなり脱線しましたが、一回の走行距離が多いとエンジンが傷む様な気がしますが、実はこの説明の通り、余剰なガソリンで薄められてないオイルは元気です。

コレがシビアコンディションの意味です。

エンジン、ミッションその他の補機類、クーラント、オイル、マフラー、ラジエターの劣化サイクルは、エンジン始動して、常温から高温になり、走行を終えエンジンを止めた瞬間から、空気中の水分を取り込みながらエンジン、その他の補機類にオイル、クーラント等々は膨張から収縮して行き熱歪みは最大最小を繰り返して行く訳で、この間がワンサイクルです。
つまり、このサイクルが少なければ少ない程にオイルその他は酸化劣化が少ない訳です。

食用油も、火を入れっぱなしは劣化し辛いが、温まった物を冷やすと、匂いがキツくなる、酸化するは同じ事です。

質問者からのお礼コメント

皆様ご丁寧に回答していただきありがとうございました！
特にわかりやすく感じたのでベストアンサーとさせていただきました。
ありがとうございました。

Answer 2

N-oneターボの場合オイル汚れは激しい
2500Km毎が妥当
半年5000Kmは取説の記載だが
1か月5000Kmのほうが汚れは少ない

Answer 3

1回の運転時間が影響します。
10分未満のチョイ乗り繰り返すのが一番オイルを劣化させます。
通勤で30分とか連続運転していていればあまり劣化しません。

Answer 4

1回の走行がどのような走り方だったのかによります。
毎週末に100km程度からそれ以上高速道路を走った5000km(1ヶ月～6ヶ月)が一番負荷が少なく、オイルの汚れも少ないので取扱説明書通りの交換サイクルで問題ありません。
高速道路ではエンジン回転数の変動が少なく、高速走行といえどレッドゾーンまでエンジン回すこともありませんし、エンジンに取っては一番楽な運転になります。

次に、毎日通勤＋週末の使用で5000km/月。
市街地走行だとストップ＆ゴーでエンジン回転の変動が大きいうえ、毎日寒暖を繰り返すのでエンジンオイルの酸化も進みがちですが、エンジンがしっかり暖機されておりシビアコンディションではないので取扱説明書通りの交換サイクルで問題ありません。

一番厳しいのが半年で5000kmです。
おそらく短距離走の繰り返しなので、エンジンが暖まる前に停止というシチュエーションが多い場合はシビアコンディションに該当します。エンジン冷間時は、エンジン暖機のために燃料を多めに噴くので燃費が悪化する上、燃料の燃え残りが多くなりススが溜まりがち。またエンジン各部のクリアランスが適正ではないのでガソリンがオイルに混入して希釈が起こります。またエンジン内空気中の水分が蒸発するより前にエンジンを止めることで水分も混入します。