ホンダ ライフ のみんなの質問

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電気自動車は、エコじゃないって人いますけど、原発作って電力取り出せばすごいエコですよね。

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ベストアンサーに選ばれた回答

正しく説明しようとすれば多くの説明が必要となるので、難しい質問です。

まずはエコとは何かをきちんと定義する必要があります。

一般的には地球、環境、身体に良い(優しい)ことを指す(ecology)のでしょうが、地球、環境、身体に良いとはどういうことなのかが厳密には難しいのです。

そもそも人類(人間)は自然破壊を繰り返し、都市を形成し、人工的な建築物、工業製品を作り続け、今や80億人もの人口となり、それなりの繁栄を築いてきているので、今更何がエコなのかという問題もあるということです。ただし、こういう哲学的指摘をしても質問者の回答にはならないので、一般論で回答します。

一般論としてエコと言えば、以下のようなことだと推察されます。

①温暖化ガス(主としてCO2)を出さない。
②自然物質以外の人工物(プラスチックなど)を出さない、使わない。
③有害物質、廃棄物を多く出さない。
④エネルギーを多く消費しない(省エネ)。
⑤リサイクルが可能。

まず、温暖化ガス(CO2)排出量で言えば、ガソリン車(内燃機関車)を電気自動車(EV)に変えることはエコになるのは事実ですが、その電気を何で得るかの問題であり、質問者の言う通り、原発で得た電気でEVを充電させて走らせるのであればエコというのは事実です。

<ライフサイクル(建設から廃棄まで)中のCO2排出量(単位はg/kWh)>
石炭火力:943、
LNG火力:599、
コンバインドLNG火力:474、
太陽光:38(住宅用)、
風力:26(陸上)、
地熱13、
原発:19

ただし、現状、EVに使われているバッテリー(蓄電池)はリチウムイオン電池であり、蓄電容量、充填時間、EV価格に問題があります。全固体電池は実用化の目途が立っていないのが現状です。

太陽光、風力という不安定電源は、出力密度が圧倒的に小さいので、広大な土地を必要とし、自然破壊を伴うのでエコとは言えず、しかも、電力の安定供給にまったく寄与しない不安定電源ですから問題外です。

そもそも論で考えれば、実質無資源国の日本にとって、脱炭素(CN)政策に意味があるのかの問題があるのです。

日本のCO2排出量は世界で5番目に多いと言っても世界の僅か3%程度であり、しかも電源由来はたったの1.2%です。世界の排出量の誤差の範囲のような値ですから、日本の火力発電を減らしても意味はまったく無いのです。

それより、一次エネは化石(石炭、石油、天然ガス)、核(原子力)、再エネ(水力、バイオ、地熱:太陽光、風力)の3種類しかないのですから、この3種類の全てが重要であることは自明のことであり、CN政策で火力という安定電源を失うリスクの方が遥かに大きいのです。

また、②、③についても誤解がありますが、廃棄物問題の本質は産業廃棄物です。

高レベル放射性廃棄物(HLW)が騒がれていますが、処分方法は技術的に確立されており(4重バリアの地層処分)、決まっていないのは最終処分場という場所だけであって、これは科学、技術の問題では無く、感情問題です。即ち、マスコミに踊らされる風評問題であり、日本人の民度の問題です。

何十回も説明していますが、産業廃棄物は1日に約100万トンも発生しており、この内約1万トンが永遠に毒性の消えない水銀、ヒ素、カドミウム、燐、鉛、シアン、クロム、PCBなどの特別産廃です。これらは単に埋設処理されるだけであり、だから、豊洲移転で地下水が基準値を超えて、小池都知事が騒ぎ、それをマスコミが取り上げたから大騒ぎになったのです。ただし、こんな危険物を埋設処理するだけなのに、マスコミが騒がなければ、誰も問題にしないのです。

HLWの発生量は1日にたったの1.4トンであり、しかもこの処分の方が、特別産廃の処分に比べれば遥かに安全であることは、少しでも知識があれば容易に分かることです。

④についてはエネルギー収支比(得られるエネルギーと投入するエネルギーの比)を見れば原発が優れていることも簡単に分かることです。
<エネルギー収支比:EPR>
石炭火力:6.55
石油火力:7.90
LNG火力:2.14
原子力:40.60
水力:15.30
地熱:6.80
風力:3.90
太陽光:2.00

また、原発(核燃料)はエネルギー密度が圧倒的に大きいというメリットがあります。
<原発のメリット、デメリット>
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11203251611

⑤については、核燃料サイクルが可能(技術的に確立済で、既に日本を含め実績も有り)で、使用済み燃料の95%以上が再利用可能なのです(化石燃料は燃やすだけ)。天然に99.3%も存在するU238も利用できるので、数千年の燃料が確保できているということです。

何十回も言っていますが、科学的根拠に基づく論理的な反原発理由など無く、反原発を主張するためには、間違い、嘘、誤魔化し、思い込み、妄想が前提ということです。そんな例が以下にありますので、いつものように正して(糾して)おきます。

>原発ってあと50年で不可能(ウラン枯渇) なので ①プルトニウム高速増殖炉 ②核融合 いずれも技術的にアンダーコントロールの物にもっていくための 状況づくりなのが電気化 多分どっかでドカーンというよW ①はナトリウム減速材がアンダーコントロール ②はプラズマがアンダーコントロール
⇒資源枯渇に関する可採年数の正しいデータは以下です。なお、ウランについては、天然ウランに99.3%も含まれているU238の再利用が可能なので、数千年分以上の燃料は確保されており、枯渇しても問題は無いということです。
石油54年、天然ガス49年、石炭139年、ウラン115年
そして、高速増殖炉は軽水炉と比べての経済性が課題ですが、技術的には実用化されています。

>原発はコストもリスクも利権も既得権も半端ないムラ社会の斜陽産業です。
⇒こういう根拠の無いことを妄想するのが「放射腦」ということです。利権、既得権とは何かを根拠をもって具体的に示すこともできず、ただ騒いでいるだけです。斜陽産業というのも間違いで、世界の原発は増え続けているのです。

>東日本大震災で東日本が人間の住めない場所になりかけた事を、みーんな忘れてます。
⇒人間の住めない場所になりかけたなど「放射腦」の典型的な妄想です。水力発電所のダムの底に沈んだ村こそ、住めない場所ということです。

>あなたが言ってるのはエコノミーの話であって よく言われるエコじゃないというのはこの場合エコロジーの観点からエコじゃないと言われているのです まずはそこからお勉強しましょう
⇒いいえ、質問者が言っているのはecologyのことであり、この回答者の方こそお勉強が必要です。なお、economyについては以下が参考になります。
<発電コスト試算結果>
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/006/pdf/006_05.pdf

>原発は最終コストが最も高いのでエコではありません。 太陽光発電で電力を作る時に限ってエコです。
⇒最終コストの意味が不明ですが、原発の発電コストが安いのは、上のURLに示されているように、2004、2011、2015、2021年の4回もの試算で検証済みです。
太陽光発電という不安定電源(常にバックアップ電源の火力が必要で、電源設備の二重投資)は、自然破壊を伴い、景観を損なうだけでなく自然災害要因にもなっているのですから、まったくエコではありません。

質問者からのお礼コメント

2023.1.31 14:26

時間かかりましたが、

信用できるところからのソース。
全体的な反原発への反論が、納得できるものでしたので、BAにしました。

これをたたき台に勉強していきます

その他の回答 (22件)

  • 火力の割合が多いからエコじゃないってだけですからねぇ。100%原発の国になればエコですよね。
    ただ、原発で使った核のゴミを捨てることは環境のために良い事なのか?エコなのか...?CO2を減らすことだけがエコなのか?って気もします。

  • 原発・・新たに作らなくてもいい。

    今ある所つかえばいいだけ・・

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