ハイブリッドカーについて質問。

Question

インサイトを購入予定ですがハイブリッドがはじめてのため質問しました。

バッテリーは走行用のバッテリーと通常の12vのバッテリーの二つあるのでしょうか?
バッテリーあがった場合は12vのバッテリーを充電or交換したら問題ないですか?

また整備する際（ナビの交換など電装系）は12Vのバッテリーを外したら大丈夫ですか?
メインバッテリーのプラグみたいの外す必要もありますか?

整備の学校に行っており、２級整備と低圧電気の資格はありますが、当時ハイブリッドの授業は触り程度だったのでよくわかりませんし仕事も関係ない仕事についてますので教えていただけると助かります。

またインサイトのレビュー、注意点も教えていただけると嬉しいです。

まだ購入は決めてなく、店で外観をチラッと見たくらいです。
今度細かく見に行こうと思ってます。

また車内の広さが気になるとこなのでその点もお願いします

Answer 1

インサイトに搭載されているハイブリッドシステムIMAは、エンジンにモーターを貼り付けただけの簡易的なハイブリッドシステムです。
そのため、トヨタとのハイブリッド競争に大敗し、現在はi-DCDとi-MMDというハイブリッドシステムを採用しています。
IMAは過去のハイブリッドシステムですから、現行ハイブリッドシステムとは大きく異なります。

エンジンに張り付いた動力モーターを駆動する電力として駆動用バッテリーが使われます。
それとは別にガソリンモデルと同様な12V系バッテリーが車載機器電源として使われます。
2種類のバッテリーが搭載されていますから、枯渇の状況により対処方法は異なります。
駆動用バッテリーが枯渇してもエンジン走行できますから、ある程度走れば勝手にバッテリーへ充電されます。
12V系バッテリーが枯渇すると車両の制御ができなくなります。
ガソリンモデルと同様です。
12V系バッテリーさえ枯渇しなければ、エンジンで普通に走行できるのがIMAです。

これに対してi-DCDが搭載されているFIT3ハイブリッド以降のハイブリッドモデルでは、駆動用バッテリー以外では以下ができません。
・エンジン始動(IMAでは搭載されていた緊急時エンジン始動用のセルモーターを排除)
・後進(コスト減のため、後進は走行モーターのみ)
そのため、駆動用バッテリーが枯渇しないように制御されています。

12V系バッテリーを整備のために交換しても若干のメモリ上のデータ消滅はありますが大丈夫でしょう。
輸入車のようなメモリリセットまで必要では無いようです。

Answer 2

バッテリーはハイブリッド駆動用のバッテリー（ニッケル水素電池）と電装品用の12Vバッテリーがあります。

ライトの付けっ放しなどでのバッテリー上がりを起こすのは12Vバッテリーだけです。
ハイブリッドバッテリーの方はIMAシステムに異常を起こさない限りバッテリーが上がることはありません。

電装品をいじる程度なら12Vバッテリーの対応だけで済みます。
IMAシステムのブレーカー（スイッチ）を落とさなければならないのはIMAバッテリー交換の時くらいです。