自動車の生産能力に関する質問です。 車の種類によって違いは大きいと思いますが、 1ライン1時間で何台の完成車が出来るのでしょうか？

Answer 1

ラインの長さなども関わってくるので
はっきりした回答は出来ませんが

古い資料では
ホンダの鈴鹿工場の1番ラインはフィットインサイトを550 台／日製造する生産能力があり、3番ラインはその倍くらいの生産能力があるという話でした。

こういうところはだいたい24時間稼働しているので
単純に24で割って1時間あたり20-40台/ラインと言う感じでしょう。

質問者からのお礼コメント

皆様の回答から、現状の納期遅れの原因がわかって来ました。皆様ありがとうございます！
その中でも目安となる時間当たり生産数に納得感ありましたのでベストアンサーに選びました。
ありがとうございました。

Answer 2

ランクル300の4年待ちが気になっての質問みたいで、バックオーダー数が知りたいみたいですがほぼ無理問題でもある訳です。

ランクルの国内向けの生産は一割以下なのです。
生産数が仮に分かりやすく年10,000台としましょう。
国内向けは1000台以下しか生産されません。
（実際は国内向けは1300付近だった？かな？）

これはランクル300の生産にあたり当初からトヨタが決めた割合がありますからそれに準じた生産がされる訳です。
国内向けが4年待ちだから、じゃあ国内向けを2年待ちにすべく3000台の割り当てにしよう！とゆう訳にはいかない訳です。
海外から更なる大量の注文が入っており割合を変える訳にはいかないのです。

海外でも待ちが生じ混乱しているのです。10カ国以上輸出ある訳ですからね。
当初の国内割当台数を見る限り、海外の富豪相手にビジネスをしているのです。

結局は待ちが発生しておりますが国内で大量に継続販売できるサイズ、価格でないので妥当な判断、戦略です。
待ちが大量だから4年後は大衆車並みに街中走ってるかと言うと走りません。。。
盗難で間引きもされますし…ね…。。。

ちなみに、前モデルも新型が出るまでは輸出はフル生産が続いておりました。

Answer 3

一般的な話で言えば，組み立てラインは１分で１台と言われます。ただ，他にもプレス，溶接，塗装，検査等のラインが必要になります。故に，1台が完成するまでに工場だけで２日ほどかかると言われています。

ちなみに，今納期が遅れている最大の理由はパーツ不足です。原因は半導体不足と，コロナ禍での東南アジア工場閉鎖が原因です。工場のラインが開いていても組み立てるパーツがなければ車は組み立てられません。

例えば，ランクルは，トヨタ車体の吉原工場第１ラインで組み立てられます。このラインで，ランクル300と，レクサスLXを組み立てます。吉原工場のもう一つのラインでランクル70を組み立てしています。

しかし，この工場自体，今日（2022年１月31日）は稼働していません。明日から稼働する予定ですが，2月も稼働しない日があります。つまり，製造したくても，パーツがないので製造できず，工場を稼働させられないのです。
この辺は，トヨタが公式に情報をリリースしています。
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/36834302.html

故に，コロナ禍の今，先が見通せないわけですね。バックオーダーは溜まるばかりで，製造ができないため，ランクル等の納期はどんどん延びているわけです。また，製造が再開したとしても，国内に1つしかないラインで，しかもLXも一緒に製造していますから，どうしても完成するまでには時間がかかります。こればかりは，ラインを増やすわけにもいかず，じっと我慢するしかないですね。せめてコロナが終息すれば，だいぶ予想しやすくなるとは思われますが。