寒冷地仕様車の事ですが、2004年製エリシオン2.4 4WDを購入の検討をしていますが、寒冷地仕様車ではありません。寒い札幌での使用可能か、寒冷地仕様車との違い、何を変えれば良いかお教え下さい。お願いします。

Answer 1

ホンダの車には、他社のような寒冷地仕様車の設定はありません。北海道に売られるクルマも含めて日本全体統一の仕様として製造販売されてます。日本全国問題無く使用できる様に造り込まれているという見解です。

そもそも、寒冷地仕様のある他社にしても、寒冷地仕様でなければ寒冷地での使用に耐えないと言う事も有りませんが。

本州仕様であるならば、LLC濃度が30%になってる可能性があり、ここを50%濃度にするだけで基本的には十分かと思います。他にはバッテリーなど怪しい所は適宜新品にするなど。

・・・・
以前小生が購入したトヨタラウム(初代)は寒冷地仕様でしたが、違いは少ないです。
ヒーターコアの容量強化。
リヤヒーターダクトの増設。
冷却水濃度の変更、30%→50%。
ワイパーモーターの強化、オルタネーターの強化、バッテリーサイズの変更。

ワイパーモーター云々は、非寒冷地仕様のトヨタ車がケチりすぎでしかないとは思いましたが。冷却水濃度は50%のままだと、逆に夏場のオーバーヒートを誘発する可能性があるので、納車して直ぐに30%にしました。

・・・・
寒冷地仕様の設定のないメーカーは、日本車では他にはスバル。

また、海外製の自動車はほぼ間違いなく寒冷地仕様の設定はありません。下記のリンクの通り、欧州のほとんどの国は日本の東北よりも高緯度です。欧州車は、本国仕様からして、日本の寒冷地仕様程度の装備は標準装備にしなければダメでしょう。

http://www.travelplatz.com/europe/latitude.html

イギリス、ドイツは、稚内よりも高緯度、スウェーデンなどに至っては樺太よりも高緯度。

Answer 2

トヨタの場合だと以下のような変更になります。
同グレードのアルファードの場合
http://www2.toyota.co.jp/toyotajp/faq/car/each-model/image/alphard_q16.pdf

LLC濃度、バッテリー、ドアミラーヒータあたりが大きなところです。
LLCは凍ってしまうとまずいので、高濃度に変えた方が望ましいとは思います。バッテリーは冷えたときに性能が低下するので大きい方が良いですが、寿命が来てなければ普通のサイズでも良いような気がします。当然、札幌で使うと言うことであれば、ジャンプコードも買うんでしょうから。ドアミラーヒータはあった方が良いけど、無くて困る物ではない。あと室内のヒータが強力になっている場合もありますが、あった方が良いでしょうけど。

札幌で使うのに必要なことは、あと、スタッドレスタイヤ（ホイール付きなんでしょうね）、ウインドウォッシャー液を濃くする（ホームセンターで原液を買ってぶち込む）、ワイパーブレードを冬用にする（内地になくても、札幌のカーショップには絶対にある）、牽引ロープと脱出板、バッテリージャンプコード、雪払い用のブラシ（凍った窓をひっかくスクレーパ付き）を買う、あたりかと思います。

追記
私は寒冷地仕様のトヨタ車を静岡で使っています。LLCは50%のままですが、オーバーヒートの経験はありません。他の回答者さんおっしゃるとおり、寒冷地と通常の仕様を変えることには、もう、あまり意味は無いような気がします。バッテリーも良くなり、電子制御で燃料の制御も良くなり、プラグが被って始動不能なんて話もほとんど聞かなくなりましたよね。

Answer 3

基本的に問題は無いと思いますが…。
他メーカーで寒冷地仕様が有ると大丈夫か?って思いますよね。
ホンダ車は詳しくないのでトヨタ車の寒冷地仕様に付いて
参考までにお知らせします。
トヨタ車は基本北海道は寒冷地仕様が標準だったと記憶してますが、
間違っていたらすみません。
車種にもよりますが、先に回答されている方の言う通り
クーラント(LLC)濃度が違います。
バッテリーも大きいのが付いていますし
ワイパーモーターも強力です。
後、ワイパーを立てれるって所も違いますね。
それから車種限定と思いますが
車高(ロードクリアランス)が低い車種は
車高が少し高いそうです。
古い話なので今はどうかな?
でも、最近冷え込みが厳しいので
LLC濃度とバッテリーはチェックした方が良いと思います。