アフリカに拠点を置いている自動車部品メーカーは少ないです。現在、経済成長が著しいアフリカに自動車部品メーカーがほとんど進出しないのは何故でしょうか？また、アフリカに進出するメリットはなんだと思いますか

Question

？また私の考えについてどう思いますか？

（私の考え）内陸はインフラ整備が十分でないため輸送しにくい状況にありますが、特に北アフリカ沿岸なら比較的立地しやすいと思います（南アフリカには進出している企業が比較的多いので）。メリットとしては現地で作ることが出来れば輸送費や人件費を安く抑えることが出来ることだと思います。また今後インフラ整備が行われ、経済規模が大きくなるアフリカでは自動車需要が上がると思います。

Answer 1

アフリカには南アフリカにGM、BMW、トヨタが工場を持っていたかと思いますが、その他の国々には、自動車工場は無かったかと思います。自動車市場が無いと、ベンダーさん達も進出しませんね。
私が居たいすゞ自動車は当時GMの傘下にあり、GM South AfricaへCKDを盛んに輸出していました。
質問者様が何故アフリカに行かないのか？との質問かと思いますが、未だ自動車を買う購買力が国民に無いのが、進出しない理由かと思います。あとは国の安定ですね。
東南アジアでは、戦後の賠償からタイへのトラックの完成車が輸出開始されたのが昭和24年からでしたが、賠償が終わったら、それまで輸入したトラックのメンテナンス工場を作らなければならなくなり、日本からの補修部品も盛んに輸出されるに至り、更にタイ政府からは完成車の輸入には高関税として、いよいよタイ国内で車を作ることになりました。
トヨタ、日産、いすゞ、マツダ、ホンダと生産工場が進出するに至り、矢崎、デンソー、あけぼのブレーキなど、現在150社くらいの日本の部品メーカーがタイにはおります。
ホンダねシティーと言うタイ製の車は、70%の部品がタイまたは近隣国のベンダーから届き、日本からの部品輸出は15%ほどです。
そこでホンダは、欧州に在る組み立て工場へのシティーのCKDは、タイで梱包して、タイから欧州工場へ輸出してます。タイからCKDの状態で輸出しているのは、ホンダさんだけです。
アフリカはまだまだ自動車市場としては未開の地なんですね。

Answer 2

素人ですが
素人ですが一言。現状から逆算で考えれば、
販売量が少ない→工場立てない→部品メーカーも進出しないとういうことでは
豊田通商とか販社は出してますよね。まだその段階では。今出ても市場規模が小さいので損するという判断でしょう。今は進出メリットは無い、ということでしょう。

考えについて
経済成長が著しいアフリカに自動車部品メーカーが進出して当然、という考えの理由はなんでしょう。アフリカ広いですが、どの地域のことでしょうか。どの程度の成長率で、今のgdpなどの数値はいくらでしょうか。今の自動車販売台数、生産台数、輸入台数などはいくらでしょうか。どのくらい売れるようになれば、現地生産すると利益が出るようになるのでしょうか。物凄い貧しい国が、普通に貧しい国に成長しても、成長率は凄いですが、車が売れるほど豊かではないのかな、と感で思います。あと、カントリーリスクですか、アフリカは内戦とか混乱状態にある国もあるようですので、そういうところは工場も出ませんよね。数十年単位で安定しないと治安も体制も危なくて進出どころではないです。数値で理屈で組み立てないと、部品メーカーが進出しない理由はわからないのでは。

もちろん需要が増えれば工場も増えて部品メーカーも出るでしょう。部品メーカーの海外進出の歴史も見てみるのも良いのでは。中国、東南アジア、北米、メキシコ、西欧、東欧、トルコ、ロシア、南アフリカなど。何かパターンとか進出する条件がみつかるかもしれません。多分、研究論文とか多そうです。ネット簡単に見つかるのもあると思います。

以上、素人の感想でした。