ホンダ キャパ のみんなの質問

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EUでは2035年にガソリン車の新車販売が禁止されるそうです。
2035年といえばたった14年後。
しかし現状のEVは充電に時間がかかりすぎます。

記事によってまちまちなんですが、100km~250km/30分くらいの効率とされていているようです。
ガソリン車であれば5分かからずにぱっと給油して500kmとか走りますから、EVは明らかに時間がかかりすぎです。
当然EUはこのことは承知しているはずで、それによって発生する様々な問題に様々な対策を考えているはずです。
そこで、以下の問題にはどのような対策があるのか、教えていただけないでしょうか。


①日常使いなら家で充電するから良いですが、需要の波が激しい観光地等では繁忙期に充電できない車が多発するのではないでしょうか?
充電設備を数倍に増やせば対応できるかもしれませんが、その分の土地や充電器やメンテナンスに費用がかかりますし、閑散期には不稼働資産になります。
採算が取れるのでしょうか?

②旅行等で長距離を移動する場合、夜、宿泊施設の駐車場で充電することが想定されます。
しかしそのためには宿は駐車場のすべての駐車枠に充電設備を設置しなければなりません。
今でも価格の叩き合いで青色吐息の宿泊業界にそんな設備投資をし、電気代やメンテナンス費用を負担する余裕があるのでしょうか?

③トラックは重量が大きいため、当然燃費が上記の100km~250km/30分より悪くなると思われます。
すると長距離を頻繁に移動するトラックは頻繁、あるいは長時間の充電が必要になり、物流の効率を阻害するのではないでしょうか?

④EVが普及するとガソリンの需要がなくなります。
するとガソリンスタンドが続々と倒産します。
ガソリンスタンドから充電スポットに転換したとしても、家で充電できるので結局需要はありません。
ガソリンスタンドはそれなりの雇用の受け皿になっていると思うのですが、何か失業対策などあるのでしょうか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

①その通りなので、普通充電でない充電インフラ網に関しては、設置・管理するのは、複数あるいは単独の自動車会社(テスラのスーパーチャージャーや欧州限定ですがIONITY)や第三セクター(日本だとe-Mobility Power)の負担ということになっています。というか、彼らが進めないとだれもやりたがらないので進みません。

②これは全自動車中の電気自動車の比率(電動化率)によると思います。新車発売が禁止されてから、電動化率が上がるまでは数十年かかりますし、日本の場合はプラグインハイブリッド車の発売は可能ですので、ほとんどが電気自動車になる、ということは相当な年月が経たないとかからないと思われます。

宿泊施設の充電設備に関しても、国からの補助金があるので結構負担は抑えられるようです。この問題は、クレジットカードの問題と同じ話で、現金を持っていない人はクレジットカードに対応していないお店にはいかない、つまりクレジットカード対応していない店はそういう客を逃す。それと同じように充電設備に対応していない、キャパが足りない宿泊施設は電気自動車ユーザーを逃す、ということになるでしょう。しかしガソリンユーザー、たとえで言えば現金を持っている客は一定数いるので、それらをあてにするという戦略も可能です。

③その通りです。なので長距離物流に関しては電動化は無理でしょう。各国も、トラックに関しては特に義務付けていなかったと思います。短距離物流に関しては夜に物流会社の車庫で充電できて、わざわざガソリンスタンドに行かなくていい電気自動車の方が適しています。

④そもそもガソリンスタンドの数はハイブリット車が発売されて、低燃費化が進んで以来、着実に数を減らしているのです。1994年の6万か所がピークでしたが、現在は半分の三万か所を切っています。
現在の日本の電動化率はわずか1%以下ですので、電気自動車が全然走っていない現在の状況でもガソリンスタンドの数は年々減っているのです。これから全部電気自動車に置き換わると仮定として、廃業するガソリンスタンドの三万か所となりますが、すでにこの30年で同数のガソリンスタンドが廃業しているのです。

では、ハイブリット車の到来、低燃費車の到来と主にそれを叫んだ人はいましたか?というのがまず問われるべきです。なぜハイブリットの時は叫ばずに、今叫んでいるのでしょうか?そこには電気自動車に対する無意識なバイアスが隠されているとしか、私には思えませんね。

さらに言えば、すでに三万か所のガソリンスタンドが廃業している中で、「代わりの雇用の受け皿を、失業対策を」なんて話は聞きません。なぜ「電気自動者によって廃れていくガソリンスタンド(これ自体が今ある衰退に関しては無関係なのですが)」だけそこまで特別視するのか、私には理解ができません。

質問者からのお礼コメント

2021.7.22 21:15

すばらしい回答をありがとうございます。
こんなに的確で詳細な回答がいただけてとても嬉しいです。
EUがEVへと舵を切った決断の背景が理解できました。

その他の回答 (2件)

  • ガソリン(軽油)の次の燃料は電気ではなく水素が有力です。

    ①②追加設備不要で観光地の負担増無し。

    ③水素の補給に掛かる時間、走行可能距離はガソリンや軽油と遜色なし。

    ④既存のガソリンスタンドを水素ステーションへ転用し活用出来る。

  • 推測ですが、EUはロシアを潰すためにガソリン車禁止を打ち出したと思います。ロシアは石油を売って成り立っている国ですが、石油の価格が安くなると財政破綻します。そこでEUの石油メジャーがロシアの油田の権利を安く買い取ってから、やっぱり電気は無理でした、ガソリン車続けますと方針撤回。これが筋書きかと。

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