アメリカ映画を見ていると、アメリカの制服警察官はパトカーを自宅まで乗って帰るシーンを見ます。アメリカではパトカーを自家用車並みに使用出来るのでしょうか？またパトカー自体、各個人に貸し与えられるのでしょ

Question

うか？専用車みたいな感じで。

さすがに日本警察でパトカーを自宅に乗って帰る人は居ないとは思いますが、勤務時には毎回決まったパトカーに乗務出来るのでしょうかね？

Answer 1

在LAです。
CHP（カリフォルニアハイウエイパトロール）LAPD（ロス市警）、SMPD（サンタモニカ市警）、LASD（ロス郡シェリフ局）などに友人が沢山居るんですが、ロサンゼルス周辺の警察の場合は（多分多くの大都市も同様）、パトカーは交代制で使い回し（シフトAが勤務明けでパトカーを署に返すと、次にシフトBがそのパトカーを使う）、白バイは24時間同じOfficerに配置されるという形を取っています。

つまり、白バイは勤務が明けると白バイに乗って帰宅、翌朝白バイで通勤。
パトカーは勤務が明けると、次のシフトにパトカーを明け渡し自分は自家用車で帰宅。
という形が多いです。
白バイ通勤の場合は『車庫に保管』が義務付けられている警察が多いですし、乗車時は勤務時の服務規定に準ずる（ジーンズにTシャツで白バイに乗ってコンビニへソーダを買いに行ったりしてはいけない）としている警察も多いです。

「税金で通勤！」と批判される事もありますが、カリフォルニアには500を越える独立警察組織があり独自採用・独自規定ですが、刑法でどの組織の警察官であっても州内では24時間365日『警察官である』として規定されています。つまり有無を言わせず非常招集はあり得るわけですし、通勤中に交通違反の取り締まりなども可能です（面倒だからしませんが）

ある一定の役職以上（例えば警部以上）になると、1台が1人に割り当てられて自宅へ持ち帰りしていますが、白黒ではなく濃紺の警察車両でリア・ウインドウとサンバイザーに緊急警告灯（内部は無線機・拡声器など通常装備）が多いです。

特殊な部署（ギャングユニットや刑事課・麻薬課など）も、時間に不規則なのでシフトで車をシェアせずに持ち帰りが多いようです。
ただ、万年予算不足で、特定の部署（刑事課など）では自家用車の借り上げシステムを採用している警察も多く、例えばAさんが個人名義で買った個人のフォードに無線機やリア・ウインドウの緊急灯を付け、署が『借り上げ』ている形にしている場合も多いです。
（これら↑は、白黒ではありません）

CHPの友人が、自宅から300キロ以上離れた田舎の署の副署長で単身赴任していた頃には、毎週末に公用車（無線機・緊急灯付き濃紺のSUV）で自宅へ帰って来ていて「いま居る署は田舎なので白バイは居ないけど、通常の署員も白黒を自宅持ち帰りしてる」と言っていました。

他州は判りませんが、おそらく同じかカリフォルニアより緩い位だろうと思います。

質問者からのお礼コメント

皆様、ご回答誠にありがとうございますm(__)m

全ての方にBAをお贈りしたいのですがシステム上出来ず申し訳ありませんm(__)m

色々迷ったのですが、特に私がお聞きしたい事を詳細に教えて下さいました方にBAをお贈りしたいと思ってます。

ありがとうございましたm(__)m

Answer 2

アメリカ在住です。

前に住んでいたアパートに警官が住んでいて、パトカーで帰ってきてガレージに駐車してましたよ。

Answer 3

カリフォルニア州ベイエリアです。
このあたりでは、警察官は自家用車通勤、パトカーは警察署で乗り換えてパトロールに出かけています。
ただし日本と違って、パトロール中の警察官が普通のハンバーガー屋さんなどに食事を買いに来ているのはよくみる光景です。警察官は良いのですが、消防署の人が消防車で昼のランチを買いに来るシーンに時々でくわします。消防車は非常に大きいので邪魔です。

Answer 4

州や郡で規則は違いますが、私の住んでいる都市では警官はパトカーが割り当てられ、そのパトカーに車両番号と名前が書かれています。

通勤と通勤途中の買い物や子供の学校の送り迎えなどに利用できます。それ以外の私用には使えないようです。

アパートなどは駐車場にパトカーが停まっていると治安上いいので、警官向けに家賃を割引したりということもあります。

また、銀行などで非番の警官が警備のバイトをしたり、大きな教会で日曜の礼拝が終わる時に教会前の車道の交通整理のボランティアをすることも可能です。どちらの場合も制服姿でパトカーを使用します。

Answer 5

アメリカは州や組織の独立性や裁量が大きいので統一基準はないですが、乗って帰るのは多いです
白バイすらも乗って帰れる所もありますが、さすがに自宅で車庫保管可能な場合に限られるようです

警察車両が生活圏にあることで、抑止力やアピールになることと、緊急時に即応できることが、お持ち帰りの主な理由です

しかし、オフデューティ(非番)の警察官が偶然出くわした事件や事故現場で負傷、死亡したり、同乗していた家族が巻き添えになるデメリットもあります

また、非番のパトカーでの事故や飲酒運転も定期的に問題が発生しますし、非番時のパトカーに掛かる経費は税金の無駄遣いという意見も増えています

Answer 6

思いっきりパトカーで帰ってますよ。
ウチのアパートにもパトカー数台停まってますし、近所の家のドライブウェーにもパトカー停まってます。

全米ではないですよ、各州違いますから。
ただ、多くの場所ではパトカーで帰宅・出勤しています。
普通に見かける光景です。

Answer 7

アメリカには昔の保安官の名残があります。

PolicemanではなくSheriffという名前を聞いたことがあると思います。

田舎ではまだこのSheriffが警官から検察官まで何役もこなしており、しかも普段は他の民間の仕事も持っている、なんていう西部劇（知りませんか？）の馬を車に変えただけの世界が残っています。

そこではパトカー(のように見えるポリスステッカーチューンのF150など）を普段の仕事でも使用しておられます。

Answer 8

映画の演出の1つかと(^_^;)