はじめまして、現在、クライスラー系のピックアップトラックに乗っています。当時新車で並行輸入してもらい購入しました。年式は2000年で、走行距離は少なく65,000キロで、もうすぐ66,000キロに

Question

到達する所です。休みしか乗らず、まぁ自分がアメリカ車が好きなので、趣味の域で乗っています。このエコと云われてる時代に、排気量は約６LでV8エンジンでAT車です(笑)。２年位前に普通ATはDモードでブレーキを離すとクリープ現象といってゆっくり走り出しますよね？走り出しませんでした。アクセルを踏むと何やらサイドブレーキが軽く掛かった状態のような感じで走り出しました。おまけに金属が焼けるような臭いが…すぐいつも見てもらってる修理工場にもって行き、見て貰いましたが、フロントのパットも片減りしてる形跡もないしキャリパーも正常に可動してると言われました。私の車はフロントがディスク、リアがドラムブレーキなので、リアのブレーキシリンダーが経年劣化等で固着したり動いたりしているようでしたので、オーバーホールして貰いましたが、あまり良い結果では無かったので、左右シリンダーを交換して貰いました。ですが先日、また同じ現象が発生しました。クリープも当然しないのですが、今度はキッキッとブレーキの鳴き音もおまけに付いてきて速度が加速して来ると当然消えます。ですが軽くサイドブレーキが掛かったような感じです。ペダルは硬い感じです。ですがエンジンを止めて２、3時間し、またエンジンを掛けて走行し出すと、正常に戻っており、ブレーキペダルも少し踏みしろがあり正常な時と同じです。症状は気温が高い春、夏に多いです。整備士は「コンピューターの誤作動じゃないか？」と云うのですが、この現象を読んで頂き、同じ現象を味わった方、メカに詳しい方、整備士さん、アメリカ車を扱っている詳しい整備士さんがおられましたら、教えて頂けると助かります。思い入れの強い車ですので、きちんと整備して出来るだけ長く乗りたいので、よろしくお願い致します。

Answer 1

日本の整備事情は詳しくないのですが、アメリカのキーワードで出しゃばって来ました。

拝見すると、どう考えてもブレーキライン（それもリア）にエアが入っているような気がするのですが、リア・ドラムのスレーブ（ホイール）シリンダーを交換した時に当然エア抜きはしていると思うのに、それでも解決しないというのがちょっと不思議です。

構造上ドラムの方が熱を持ちやすい（溜めやすい）ので、以前何かの理由（例えば夏の暑い時にブレーキ多用でベイパー・ロックを起こし、その時の気泡が抜けていない）その気泡が暑くなるとまた拡張してシューを押し付けるのでサイドブレーキを引いたような感じになる。熱が冷めるとパイプの中の気泡は縮小するので、ブレーキが離れる。

とてもこんな↑感じがしているのですが、
ベイパーロックでブレーキ液が沸騰するのは、スレーブ（ホイール）シリンダー内部か付近なので、シリンダー交換時にエアは抜けているはず（まさかのブレーキ作業してエア抜きをしていないとか・・・は無いですよね）

もしかして、何かの理由でタイヤ側から離れた車体下やエンジン近くのパイプ内にエアがトラップ（停滞）していて、数ccのエア抜きでは抜けていない⇒ブレーキ液の全交換してみる。
その際に、現在のブレーキ液がDot 3であれば、Dot 4かDot 5.1（Dot 3より熱に強い）に変えてみる。

カリフォルニアのリムジンはよくブレーキを引きずる車が多いですよ。
（カリフォルニアの夏は40度越えの湿度ゼロ＋リムジンは車体が重い⇒車体が重くてブレーキを多用するので夏にはパッドもローターもガンガンに加熱される⇒ブレーキ液がベイパー現象を起こしてエアが噛む⇒暑くなるとエアが膨張して引きずり。
車体が長くブレーキラインも長い為にパッド交換時などの軽いエア抜きではエアが抜けずブレーキ液の全交換するまでいつまでも引きずってる。

コンピューターの誤作動でブレーキの引きずり現象が起きるという発想は私には理解できません(*_*;

大掛かりな修理をする前に、コストが一番安上がりな『ブレーキ液の全交換』をされてみてはいかがですか？
（Dot 4のブレーキ液を2L位買って来て、友人・知人・奥さんを運転席に座らせて自分で出来ますから、数千円のコストで済むでしょう）

質問者からのお礼コメント

わざわざアメリカから回答ありがとうございます。ブレーキシューも今一度調整してもらい、その前に回答頂いた通りブレーキオイル総入れ換えしてやってみます。ありがとうございました。感謝致します。機会があったらまた教えて下さい。車は好きですが、メカ疎いもんで(^o^;)