ダイハツ ミライース のみんなの質問

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クルマに詳しい方、教えてください。
ダイハツのミライースとタフトのそれぞれの4wd性能について違いを知りたいのですが、タフトの4wdのが性能がイイですか?

車高が高そうだとは思いますが、雪道でイイのはどちら?ですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

ミライースとタフトを比較した場合、雪道でスタックしにくいのは圧倒的にタフトです。
一方で雪道での制動距離はミライースの方が短く、アイスバーンの下り坂等でもミライースの方が限界速度が高いです。そして雪道での総合性能ではタフトの圧勝です。

以下、その根拠を含めて説明しますが少々長くなってしまいます。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

◆雪道に有利な条件

<最低地上高がある方が有利>
・タフト190mm
・ミライース155mm

言うまでもありませんが、車底が雪に取り上げると進めなくなりますので、最低地上高は確保したいです。
35mmの差はかなり大きいですね。また200mm確保できる車種も少ないので、タフトの190mmは立派な値です。タイヤを175/65R15にすると200mmに近づけます(車検も問題なし)。

<車輪が大きい方が有利>
・タフト 165/65R15 595mm
・ミライース① 155/70R13 547mm
・ミライース② 155/65R14 557mm

車輪が大きいと、路面の凸凹に車輪がハマりにくくなるのでスタックしにくくなります。最低地上高の確保にも貢献します。SUVの車輪が大きい所以です。

<車重が軽い方が有利>
・タフト 880-890kg
・ミライース 720-740kg

重たいほど止まるにも曲がるにも登るにも不利ですが、雪道ではその差が顕著に出ます。タフトも軽いのですがミライースはさらに150kg以上も軽い。アイスバーンでの制動距離やコーナーではミライースの方が有利です。但し、タフトでもタイヤグリップの限界以内での走行であれば問題ありません。

<重心が低い方が有利>
重心は低いほど、曲がるにも止まるにも有利です。その点、タフトよりミライースの方が有利です。一方で、最低地上高が上がると重心も上がる傾向にあるのは悩ましいところです。

◆4WDシステムについて

タフトもミライースもエンジン横置のFFベースの「スタンバイ式4WD」(=パッシブ式トルクオンデマンド型4WDともいいます)です。

仕組としては、エンジンの出力は前輪に直結しており、後輪まではプロペラシャフトで繋がれています。その間に「ビスカスカップリング」という装置が挟み込まれています。装置内には粘油と無数の金属板がとじ込まれています。前後輪が同じ回転数のときはほぼ前輪駆動。前輪が空転するなどして前後輪に回転差が発生すると、ビスカスカップリング内の粘油が膨張して装置内の金属板を押し付け、そのクラッチ交換で前後輪が機械的につながり、四輪駆動として機能するようになります。前後輪の回転差がなくなるとまた前輪駆動になります。この仕組そのものはタフトもミライースも同じで、他の軽自動車もほぼ同じです。

◆ブレーキLSD

タフトとミライースの大きな違いは電子デバイスですね。タフトには「グリップサポート制御」なる飛び道具がついています。いわゆる「ブレーキLSD」です。重要なところなので説明しますね。

駆動輪の左右の中心にはデフギアがあります。デフギアはコーナーでの左右輪の回転差を抵抗なく差動制御してくれる優れものです。しかし、片輪が空転すると反対側の車輪にグリップがあっても駆動力が伝わらず空転し続けるという致命的な欠点があります。このデフギアのせいで本来スタックしないはずの雪道でも進めなくなるのです。これを回避するため、オフロード車やスポーツ車ではLSDやデフロック等、機械的にデフギアの機能を殺す装置をつけていたりします。

一方「ブレーキLSD」はそうした機械的な装置をつけません。4輪個別にブレーキを制御できるABSを応用して、滑った車輪だけにブレーキをかけます。するとデフギアの特性から反対側の車輪に強制的に駆動力を発生させられます。
これにより飛躍的に走破性を高めることができます。プログラムによる電子デバイスなのですね。タフトにブレーキLSDが装備されていることは非常に心強いです。ブレーキLSDはランクル等の本格的なオフロードSUVにも装備されています。

◆トータル性能

重量や重心など、タフトはミライースに比べて不利な要素はあるのですが、総合的には雪道ではタフトが圧勝です。

ミライースは燃費性能を追求した車種なので、その方向で選ぶのであれば良い選択かもしれませんね。

・タフト JC08 24.1〜24.2km/L
・ミライース JC08 32.2km/L

長くなり失礼いたしました。ご不明な点などこさいましたら、追加でご質問いただけましたら幸いです。

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その他の回答 (5件)

  • 4WDの仕組みは同じなのでその点では違いは無いでしょうが、タフトは最低地上高が高いし大経タイヤを装着しているのでその分走破性はタフトが良いでしょうね。違った視点から言うと、車体重量が軽いミライースの方が走りやすいかも知れません。

    ミライースとタフトだと車両価格が全く違うので、比較検討する2車種では無いと思いますが、予算とか装備とか機能とかは気にしないのですか?

    ミライースの最高価格がタフトの最低価格にあたると思いますから装備の差もかなりあります(ミライースは安っぽい)。もちろんどんな車種を比較検討しても良いのは当然ですが。

    余談 : 雪道に良いと言ってもお住まいの地域がどのあたりかによって選ぶ車が違ってくると思いますし、「総合的に車に何を求めているのか、どんな装備が欲しいか」等によって購入する車種が変わってくると思います。

    北海道や東北や日本海側などの雪国での走破性なら4WDは重宝するでしょうし中でもジムニーあたりが最良でしょうが、比較的温暖な地域で積雪も少ない地域ならそもそも4WDは不要だと思ってます。あくまでも個人的な見解。

  • 両車ともビスカスカップリングを使ったスタンバイ式4WDという点では、同じですが最低地上高が高いタフトの方が雪道等の悪路では有利です。

    それとタフトはスタック(駆動輪が空転して前に進まない)した時に空転した駆動輪にだけブレーキをかけ反対側の駆動輪に駆動力を与えるグリップサポート(ブレーキLSD)が2WDを含めて全グレード標準装備です。
    そういうことで雪道でスタックした場合、脱出できる確率はタフトの方がはるかに高いです。

  • プラットフォームが同じ車種なのでほとんど違いは感じられないですね

  • 雪道や悪路ではタイヤの外径が大きい方が同じ4WDシステムで比較すると走破性は高くなります。

    この事からタフトの方が走破性が高いです。

  • ダイハツのミライースとタフトのそれぞれの4wd性能について違いを知りたいのですが、タフトの4wdのが性能がイイですか?
    同じ
    停止状態からの発進時のみ・4WDに変化
    前輪のトルク・回転差が左右に伝わると
    後輪2輪に伝わり
    4つの車輪が回転

    車両が動き出し
    前輪の左右回転差が無くなれば
    前輪2輪駆動で走行しています

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