リアフロアパンについて教えてください。 先日、新車ミラココア（納車1週間）が追突事故にあいました。

Question

0－10で相手に過失があるので、相手の保険会社に修理をしていただくことになり、修理開始についての話し合いをこれから行うところです。

先日、修理工場から頂いた回答によると、
車後部のトランクのドアやランプ、内部のいろいろなど、損傷を受けた個所、また、間接的に緩衝されて損傷の可能性のある部分は、すべて新品交換してくれるということになったのですが、リアフロアパンについて意向を聞かれました。

話によると、
衝撃により、リアフロアパンの一部が損傷している（へこんでいる）。
フロアパンは、前部、中、後部と3部式なので、後部だけ切断して取り替えることは可能。でも、切断するのは車にとっていいことではなく、長期的にみて悪影響があるといけないので、へこんだ部分だけ修復（板金）したらどうか？。
つまり、「修復が嫌なら、後部だけ切り取って新しくするが、車のことを考えると修復（板金）を勧める」。
との回答でした。
「リアフロアパン、前部、中、後部、そっくり入れ替えは無理？」と質問したら、それは無理だそうです。

私は車の構造については、全くの無知なので、どう選択するのがベストかお知恵を貸してください。

補足

本音を言うと、新車なので、切り取って交換も、板金修復も、どちらも嫌です。 フロアパン全体をそっくり交換してもらいたいですが、やはり無理なのでしょうか？

Answer 1

リヤフロアの全替えが出来ない？

出来ますよ。リヤシート下で切れてますから。

ただダメージ的に半裁交換が妥当でありASSY交換は保険が効かないんでしょうね。

さて主にダイハツ車を扱う板金屋である私の個人的な意見ですが…

バックドア、リヤバンパー、テールは交換、ロアバックインナー、アウター、左右エクステンション、フロアは板金が可能なら絶対に板金のが良いです。

製造時これらの部品は全てスポット溶接にて接合されています。
溶接後にボディーには防腐処理の塗装がされます。
これにより鉄板素材が剥き出しになっている部分は限りなくゼロに近い状態になります。

現在の主流であるモノコックボディーはそれぞれのパネルの集合体で形成される為ダメージあるパネルを交換することで形としては新車と同じ状態にすることが可能です。

ただ製造ラインにある巨大なスポット溶接機ではなく補修用のスポット溶接機での作業となります。

補修用といえど軽自動車くらい買えるくらいの高価な物ですがそれでもラインにある溶接機には足元にも及びません。
そのため新車時と同じ点数のスポット溶接では強度不足となりメーカーは補修する場合は半自動溶接機によるプラグ溶接を混ぜつつスポット点数を1.5倍にする必要があると修理書に記載しています。

補給パネルには防腐処理がされていますがそのままでは電気を通さないためそれらを削り落とし、通電性のある防腐塗装をし、溶接します。

強度自体は溶接方法や点数で新車同等、又はそれ以上にすることは容易ですが、その後の接合部の防腐処理は新車同等、それ以上にすることが難しく耐久性は必ず落ちます。

部品交換せず修正する場合は接合部の脱着作業がないためこれらの心配が交換作業よりうんと少なくなります。
これらの処理は「見えない部分」であるため正当に行われていない場合があります。

質問者からのお礼コメント

大変参考になりました。
ありがとうございました。

回答をいただいた皆様に感謝します。

Answer 2

叩いて伸ばせば良いだけですよね。

Answer 3

「新車に買い替えて」と加害者に、駄々をこねてみる。まず無理ですが…。
しかし納車後１週間でもらい事故はキツいなぁ。

Answer 4

構造上フロアパンに各補強部材を付けていって床部分が出来上がっているので、元になるパネルを交換すると言うことは、ボディ（床）を1から作るのと同じ状態になる。

製造ラインの様に位置決めや溶接機がしっかりしてればよいが、板金となると人の手で組み上げて溶接するので、何処かしらにズレが出る。

凹んでいる部分をきれいに伸ばして貰うのが、車にとっても一番良い。