ダイハツ ミラ のみんなの質問

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L250Vミラバンのインジェクターについて

現在4穴のインジェクターが付いていますが、10穴化するとどのような変化が起きますか?

ネットで調べてみてもターボエンジンの比較しか乗ってないので分かりにくくて、経験した方がいれば教えてください。

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かなり細かい話になりますが、これを理解していないと、インジェクターを交換することに対する影響が理解できません。

ECUでは何ms(ミリ秒)という開弁時間でコントロールしています。
したがって1サイクル毎の噴射量はインジェクター容量×開弁時間で表せられます。

ただ、単純にインジェクター容量が増減すると噴射量も増減するということにはならないのです。

インジェクターには無効噴射時間というタイムラグがあります。
これはECUから信号を受けて、インジェクターのニードルが開きガソリンが噴射されるまでの時間を指します。

この無効噴射時間は少々厄介で、インジェクターの機種ごとに異なり、容量に比例したり新しいと短くなるというものでもなくバラバラです。

実際の噴射時間は、ECUからの信号
から無効噴射時間を引いたものとなります。

ですので近い容量のインジェクターであっても噴射量が増えたり減ったりします。

無効噴射時間は下手すれば数割違うなんて言うこともあり、そのまま交換してしまうと想定している噴射量からかけ離れていることもあります。

元の空燃比が少しずれている車両に、同じ容量で無効噴射時間が異なるインジェクターを取り付けると、空燃比が適切な数値になることもあります。

インジェクターの先端の穴が増えたことにより変わったのではなく、無効噴射時間が変わったことによることにより変わることも考えられるのです。

仕事としてエンジンのセッティングやチューニングに携わっておられる方々は、常識として認識されていますがネット上では無視されていることが多いです。

他にも容量測定時の燃圧が異なれば噴射量は変わります。

これらの要因をECUのデータを修正して同一噴射量にしたとしても、まだ単純比較出来ない要素が存在します。
インジェクターのノズルの角度です。
これは基本的に使われていたエンジンに合わせて決められています。
ポート内に噴射された時に余計な部分に付着せず、吸気バルブの傘に当たるように設定します。
多孔化により部分的に濃くしたり自在に向きを決められるようになりました。

ポート内に付着するとレスポンス悪化や混合気の不均一化によるトルクダウンが発生します。
流用したインジェクターの噴射パターンが不適切だとこのようなことが発生します。

細かなデータが無いインジェクターに交換した場合どうなるか判りませんので、実際にテストするしかありません。
壊れることはまず無いと思いますが、性能的には何も変わらないかもしれません。
単なる自己満足で終わるかもしれません。

こういう背景があるので、流用された先人の勇気に感謝をし、参考にさせていただいています。

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