BMW 1シリーズ ハッチバック 「2016年式 118d 高速走行中のドライブトレーン障害で手放すことに」のユーザーレビュー

2016年式 118d 高速走行中のドライブトレーン障害で手放すことに

2023.2.20

総評

ディーゼルエンジンの堅牢さで長く安心して使えるものと思い購入したのに、タイミングチェーンのトラブルで、56000Kmで手放さなければならないのは残念。
オイル交換等のメンテは行い、特段の過負荷もない市街地走行での使用だったため、悪い個体と出会ってしまったと諦めていますが、BMWのディーゼルで「ドライブトレーン警告」や「タイミングチェーン障害」は日本のみならず海外でも多く報告されているので品質改善を願います。

満足している点

デザイン、コンパクトでありながなFR、ディーゼルの力強さと高燃費

不満な点

2016年式 118d
新車登録から6年半、走行距離56000Km
高速道路走行中のドライブトレーン障害で手放すことに。

詳しくは、故障経験をご参照ください。

デザイン

4

とても美しいエクステリアデザイン。特にフロントのデザインは秀逸。ただテールライトが涙目状に下がっているのは不満。

走行性能

4

コンパクト最後のFR、余裕のあるディーゼルエンジンでパワーがあって、燃費もとても良い。

乗り心地

3

少し固めだが、スポーツタイプの車なので許容範囲内。

積載性

2

燃費

4

平均燃費は16Km/L程度か。軽油でもありとても経済的だった。

価格

3

故障経験

2023/2/10(金) 21:20 頃
圏央道　本線外回り　トンネル内でエンジン出力が消失し(アクセルを踏み込んでも出力が出ない状況)、その後「ドライブトレーン」警告ランプ点灯。惰性により直近の非常駐車帯に緊急停車。エンジン再始動するも、セルモーターは回るがエンジン始動せず。

2023/2/11(土) 0:23
レッカー到着、故障車両を搬送。

2023/2/13(月)
ディーラーサービス工場メカニックより連絡。タイミングチェーン関連の障害でバルブ・タイミングがずれてしまいエンジン始動しないと推測。費用としてはカムシャフト・タイミング点検と部品(タイミングチェーンやテンショナー、場合によってはカムシャフトやバルブ)の交換が必要。それでも完治の保証はしかねるため修理 or 処分で検討が必要とのこと。

2023/2/17(金)
道路上での事故再発を懸念して処分(不動車として売却)することに決定。

2023/2/18(土)
走行車両が少ない時間帯で幸い追突事故にならずに済んだが、あわや人身事故にもなりかねない重大インシデントであるため、国土交通省　「自動車不具合情報ホットライン」(0120-744-960) へ報告。

なお下記「自動車不具合情報検索」では、118dのみならずミニや116iでもドライブトレーン警告や、ドライブチェーンがらみの故障が多数報告されているのを知りました。

https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/cgi-bin/cis_search.cgi

今回の故障を経験して :

(1) 該当の自動車でエンジンの異音がしたら早めに点検を受けることをお勧めします。最悪、走行中の故障は防げるかと思います。

(2) 自動車保険でレッカー搬送されるような故障を補償する特約 (例、損保ジャパン「故障運搬時車両損害特約」)があります。(今回知りました。) 私のように初めてお聞きになる方にはご検討をお勧めします。

(3) クルマを買う前に国土交通省「自動車不具合情報検索」で欲しい車に関する情報を事前確認することもできます。これも残念ながら今回初めて知りました。

以上