BMW 1シリーズ ハッチバック 「貴重な貴重な名車になる。」のユーザーレビュー

貴重な貴重な名車になる。

2019.8.17

総評

とにかく楽しい。

この一言に尽きます。

実用性から乗り心地まで含めて、普段使いも問題ないオールマイティなスポーツカーです。

そして、もはや風前の灯であるマルチシリンダーコンパクトFRであること。

これだけでこの車の存在価値は十分です。

次期1シリーズがFFとなることから、最後にFRの味見をしたいと思って試乗しましたが、全く最新モデルに引けを取らない、どころか積極的にいい車でした。

FF化がうらめしく思いました。

この車を所有している人が心底羨ましいです。

満足している点

貴重なマルチシリンダーコンパクトFRであることと、その素材を十分に活かした乗り味。

コーナーが待ち遠しくなります。

それでいて、乗り心地は不思議と悪くない。

まさにBMWマジックという感じです。

不満な点

後部座席やラゲッジが狭かったりしますが、この乗り味なら不満は出ません。

むしろ、2ドアクーペ並みの走りを実現していることを考えれば、実用性は高いです。

ただ、あと50万くらい安いと買いやすいかな…

買えないですけど。

デザイン

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走行性能

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ザ・BMWというパワーです。

最近のダウンサイジングターボやディーゼルのように、下からトルクで走るというよりは、回してナンボという感じですが、そこはBMWのストレート6。

それでいいんです。

気持ちよく回ります。


ジムカーナのようなコースをチョイ乗りしましたが、アンダーのアの字も感じさせません。

まるで、地面から磁石で吸い寄せられているようにどんなにキツいコーナーでもハンドルを切り足すだけで魔法のように曲がります。

これは正直驚きました。

鼻に重い6気筒をぶら下げているので、もっとアンダーに手こずると勝手に思っていました。

どんなに頑張っても自分の未熟な腕ではタイヤのスキール音すら出ませんでした。

乗り心地

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硬めではありますが、決して不快ではありません。

ものすごいハンドリング性能ですが、乗り心地と上手に両立した脚はBMWの真骨頂、という感じです。

積載性

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燃費

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価格

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故障経験