いとしのB君という感じかな
135i、2008年10月マイナー、ATです。通勤用、高速道路95%の利用です。2ヵ月半で約1万キロ走りました。インプレッ
2009.5.7
- 総評
- いとしのB君という感じかな
135i、2008年10月マイナー、ATです。通勤用、高速道路95%の利用です。2ヵ月半で約1万キロ走りました。インプレッサSTIとの比較で、最後3Lエンジンのパワーと外観で135iに決めました。動力性能は巷間の評価通りです。ブオーというエンジン音がいいです。音が出る分、速度が控えめになるという予想外の展開です。足腰が強く、ハイパワーなので、出足やコーナーで他車をあっという間においていく感じです。
スタイルでけちをつけるところはありません。色の選択もシルバーで間違っていなかったようです。
試乗車はMT車でしたが、MTはクラッチのペダル位置がブレーキにくっつきすぎて、あわてると間違ってブレーキを一緒に踏みそうになる恐れがあると感じました。また外車は一般に方向指示器が左側についているので、右ハン車の場合、交差点で曲がるとき、シフトと方向指示器を同時に左手で操作する必要があり操作が煩雑になります。通勤が主で、かつそのような理由から、AT車の選択ですが、正解です。シフトを使うときはエンブレを使うときだけです。
通常の運転では、1500から行っても3000rpmです。その範囲では2500から3000がおいしいところです。ATでは3000以上は急加速以外では使うところがありません。ある意味、この車は日本の公道では能力を出し切れる場所はないということでしょう。その意味では日本にやってきたB君は、かわいそうといえば可愛そうです。
平均燃費は平均速度約60キロ/時で11.2kmです。高速主体ならこれだけ走れます。
ゴルフバッグはトランクには横に入りません。後席を倒して、縦に入れることは出来ますが、よって、一台4人でゴルフにはいけません。後席そのものは、乗って不都合はないですが、長距離には向かない感じです。
やっぱり600万円する車にお買い得感はないですけど、一度はこういう車もありです。総じてかわいい車です。
- 満足している点
- 長所というより、気に入っているところという意味です。
1.エンジン音:ブオーです。遠くの方からやってくるのがわかるそうです。常用域ではシルキーという形容は似合いません。おそらく、4000回転以上の領域の話だと推察します。
2.外観デザイン:伝統的なドイツっぽいBMWのデザインは個性的です。顔も攻撃的でなくて愛嬌があります。別に他の1シリーズと似ていても問題ありません。全体にコンパクトなところも大好きです。
3.低速のトルク:瞬間的にしか味わえませんが、出だしの加速感が気持ちいいです。
4.シートヒーター:真冬の早朝には絶対必要です。
5.ワイパー性能:よくふき取ります。これは日本メーカーももっと真似しなければ。
6.パワーシート:ランバーサポート付けて正解。長距離でも疲れなし。
7.シャシ性能:カーブを高速でタイヤも鳴らさず、一気に走り抜けられます。
- 不満な点
- 短所というより、気に入らないまたは気になるところです。
1.ホイールがいつもブレーキダストで真っ黒。いちいち洗わずそのままですが、見方によっては、BMWの証でしょうか。
2.私にはステアリングホイールが太すぎる感じです。または私の指が短すぎるようです。一時間くらいの運転で右手指先がしびれてきますが、これは車両起因かどうか原因不明です。パドルシフトは使いづらいです。私には使えません。
3.iDriveは、慣れも有るのでしょうが、それほど使い勝手はよくないです。モニターに出る情報や操作画面のレイアウトやロジックもあまり見やすくないです。
4.週1000キロとか走るので燃料タンクが50Lしかないのは、最初致命的だと思っていました。給油回数が多くなりましたが、でも慣れました。
5.本来長所の足回りが、首都高の継ぎ目(継ぎ目自体が多いところでは20m位の間隔で連続する)では衝撃が直接的です。疲れていてもがくがくくるので眠くはなりませんが。首都高を走る車ではないのかもしれません。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験