BMW 1シリーズ ハッチバック 「My BMW F20 ３気筒B38B15A SPORT」のユーザーレビュー

My BMW F20 ３気筒B38B15A SPORT

2017.2.3

総評

とにかく乗っていて楽しい車です。コンパクトでかっちりした作りの車体に、エンジンも今までの常識では考えられない水冷アルミマニターボを使い排ガスや重量の性能を出しています。３気筒なのでフロントフードを開けると前輪の後ろにエンジンが鎮座してます。出力は4000rpm止まりですが、2000〜4000rpm位の気持ち良い音や回り方の範囲を使い、箱根あたりを走ると、ちょっと背伸びをして買って大正解だったと思いました。

満足している点

高速走行が多いドイツ車ですが、国産に比べてフロントウインドは立っていて圧迫感はありません。かっちりして遮音に優れたボディとコンパクトで軽い頭（エンジン）にとても満足しています。それにZFの多段ATはショックも皆無で、燃費も良好です。

不満な点

不満な点はないと言いたいところですが、気になるのは、３気筒B38B15Aエンジンのアイドルストップから始動時の振動と負荷時1800rpm付近の振動です。初期の評論家のレポートで奥歯にものがは挟まったように評価されていた振動は確かにあります。特に1800rpm付近の回転域は、燃費重視の運転で街乗り40〜50km/h付近４、5速辺りや高速で80〜100km/h付近7、8速辺りなので、ECOPROを使うと顕著に出てくるので気になります。でも、あばたもえくぼ、それ以外では音も含めてとても気持の良いエンジンです。

デザイン

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走行性能

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1765mmのコンパクトな車幅で、車検証上で前730 後700kg のほぼ50:50重量配分、カーブでもスーッと頭を回してくれて、小回りも利くし、走行性能は最高です。長く忘れていたFRの後ろから押される感じも快感ですね。

乗り心地

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BSのTURAZA ES300ランフラットを履いていて、タイヤの音と振動吸収は前の車で履いていたREGNOに比べれば程遠いところにあります。ただし、上家（ボディー）がかっちりしているので、バネやダンパーでしなやかな乗り心地になっています。遮音もいままで乗り継いだ国産車とはだいぶ違います。

積載性

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荷室は、サスの関係から横方向には広くありませんが、週末の買い物では不満はありません。ただし、非常用の三角板やジャンプコートの置き場には苦労します。ちなみに上下２段になっていますが、下にはバッテリーが鎮座しています。

燃費

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燃費は渋滞の多い街乗りでは、一桁後半ですが、東名、小田厚、ターンパイク、スカイライン、御殿場から東名のルートでそれなりに走ると、18km/L位は出ます。（この季節なのでエアコンは使っていませんが）十分満足できます。ZFの8HPとの組み合わせで、100km/hに設定でACCを使うと8速1700rpmしか回っていない設定も燃費に寄与しているのでしょうか。

価格

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故障経験

まだ新車に近いのでトラブルは皆無です。