折れたボルトの摘出について…知恵をお貸しくださいm(__)m

Question

m6のスタッドボルト（エンジンウォーターポンプ固定ボルト）が折れてしまいました。ウォーターポンプのベアリング異音が出ていたので交換の際にスタッドボルトも新品に交換しようと作業をしていましたが合わせナットでバーナでボルトを炙り、時間をかけて回しましたが根本から折れてしまいました。エンジンブロックにネジは残ったままで２.5mmのドリルでボルトに穴を開け再度バーナーで炙りエキストラクターで時間をかけて回しましたが今度はエキストラクターが折れてしまいました。もうどうして良いか分からずパニック状態で足もないです。（まさかこんな状態だとは思ってもいない）滝汗 折れたネジの摘出は何回も経験があり、溶接もtig溶接がありますが、作業している場所と溶接機の場所が離れており、このままだと車両も動かせず、足もないので、何か他に折れたボルトの摘出方法はないでしょうか？？

ガスバーナでネジを炙りましたが、エンジンブロックなので、熱が逃げてしまいバーナは意味がない？と思っています。

エキストラクターに尖った物を右回しに回して見ても反応は無く、相当困り果てています(⌒-⌒; )



#M6 クーペ

Answer 1

あきらめるのが一番合理的です。
ダメモトで単なる経験値を積むという目的なら。
折れた部分の中央にマメグラインダーでなるべく深くクボミを作る。
元のウォーターポンプを取り付ける。
4mmの超硬ドリルに外径6ミリ～6,3ミリくらいのカラーを入れてオイルを差しながらゆっくりと穴を掘っていく。
6mmボルトの中心にドリルで穴を開けてカラーにするのも良い。
カラーがガタガタならもっと太い棒を探すかアルミテープなどを巻く。
カラーがポンプの穴にフィットして芯はズレない。
もう少し細いドリルでもいいが超硬ドリルは一本3000円ほどもする。
折らないように削るように掘っていけばカラーで芯がずれることもなく穴が掘れるはずだ。超硬は逆タップよりも硬い。
でもこのドリルはセラミックに近いほどカンタンに折れるのも覚えておく。
超硬ドリルが入手できないのならやったことはないが同様のやり方でダイヤモンドバーでも時間をかければ穴は掘れるように思う。
いまさら遅いが緩めるときに折れたボルトに逆タップはありえない。

質問者からのお礼コメント

当初、諦めをしましたが、やっぱり中々ないエンジンなのでどうしてもリペアーをしたいと思います。説明がとても良く理解が出来ましたので、ベストアンサーにさせて頂きますが、皆様の温かい回答に元気を頂きました。ボルト一本でエンジンブロックですが、廃車にしてしまったら負けなので作業する前に落ち着いて慎重にやってみたいと思います。沢山の回答を頂き感謝致します。ありがとうございました。

Answer 2

加熱するとボルトは膨張して太り、相手のアルミブロック？は膨張してねじ穴が小さくなります。抜けにくくなる方向ですね。KURE 凍結浸透ルブ等で冷やしてやられてはどうでしょうか。プロの方？M6のような細いボルトを触る時は慎重にされてください。

Answer 3

放電加工機を使えば取れますが、加工機の大きさに因っては、分解し無いと駄目かも？

プラズマ切断機で試して診たら・・折れたタップがなまつて、ドリルが通ればですが・・多分確実には取れない筈ですから、ヘリサート・コイルを入れて再生させるしか無いのでは？

Answer 4

火力が弱かったですね。
頭はどのくらい出てるんでしょう。

Answer 5

熱を加えるのは逆効果です。膨張してしまうので。ちょいと難しいかもですが折れたネジの部分に冷凍殺虫剤を集中的にスプレーして出来る限り冷やして下さい。雌の部分にはかからないように注意しながら。ネジを細らす感じになります。