「呼び重量」や「呼び径」といった言葉を良く見るのですが、どのような意味なのでしょうか？？ 「総重量」と「呼び重量」ではまったく意味が違ってしまうのですか？？ 色々と調べてみたのです

Question

が分かりません...
回答をお願いしますm(__)m

Answer 1

"呼び"というのは公称値とか規格名を表す意味の言葉で実測値とは異なることがあります。
例えば車検証に記載されている車重や軸重は、改造申請をしていない車ですとメーカーの公表している呼び重量となっています。これには車両注文時もしくは購入後ユーザーが追加・交換したパーツ・アクセサリによる重量の変化は含まれていませんから実際の重量とは一致しません。
一方で車検証に記入されている排気量はメーカーの公称値が記入されています。一般に軽自動車の排気量は660ccと言われていますがメーカーの公称値は657cc前後です。ただし、焼きつきの際にボーリングしてオーバーサイズのピストンを入れると660ccを越えてしまいますが車検証は標準サイズでの公称値のままとするのが普通です(今日において自動車では滅多に行われなくなった修理方法で、メーカーもオーバーサイズピストンの製造販売はやめてしまいました) 一方で原付1種を原付2種登録したい場合にはこのからくりを逆手に取って実際の排気量(49cc以下→51cc程度)で登録申請します。
ネジの場合ですと例えばISO規格・M6x0.75のボルトのネジ部分の呼び径は6mmですが、製造基準値は5.513mmであり、これに製造時の誤差が加わったものが実寸となります。ちなみにJIS規格・M6x1.0のボルトの製造基準値は5.350mmです。
燃料タンクですと呼び容量とは言わずに公称容量といった言葉を使うとは思いますが、これも実際の容量はメーカーの公称値よりやや大きいことが多いです。

質問者からのお礼コメント

"呼び"というのは呼称値とか規格名を表す意味の言葉なんですね◎
分かりやすく回答していただきありがとうございました(*^^*)♪