BMWのMのエンジンに詳しい方。

Question

http://minkara.carview.co.jp/image.aspx?src=http://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/017/815/401/69e323d863.jpg

こちらをみていただきたいのですがM3だけ8500回転まで回っています。
他の911やボクスターなど8000回転も到達できないです。
8500となるとスーパーカーの域ですかね？
新型R8は8250回転がピークであともうちょい上がるかもしれませんが。
スポーツセダン（クーペ）が8500回転まで上がる車は他にはないのでしょうか？
M3はなぜこんなに回るのでしょうか？
M社はレーシングメーカーであることは聞いてますが、ポルシェでさえ8500も回らないというのにこんなに回せるエンジンを作れるのは高度な技術力があるからですか？

弟分のM235iはピークが5800回転で最大7000回転までですが、8500まで回せるM3とは雲泥の差なのでしょうか？
M235iのエンジンも高く評価されていると思いますがM3はそれ以上？
一般的に車は高回転域まで回るのは良くないとされますが、8500まで行くM3は7000回転程度ではなんら問題なしと言えるのでしょうか？
M3は先代モデルのNAだそうですがNAの方が高回転は優位なのでしょうか？
現行のM3はターボですがあそこまで回ることはないのでしょうか？
グラフが見当たらず現行のM3がどうなっているかわかりませんでした。

Answer 1

Egは最終的にトータルバランスだと思いますので、回転数だけで一概に判断するのは難しいのですが、確かにBMWのEg は良く回ります。
特にBMWのEg をM社でチューンしたS系Egは更に高回転仕様です。
今時8500はなかなかの回転数だと思います。
M235はMを冠してますが、EgはBMWチューンです。型番を見て頂くとわかりますがM社でのチューンではありません。それでも十分な高回転型です。

やはり高回転Egのポイントは圧縮比だと思います。BMWはNA Egの時代が長く続きました。 ターボは2002(マルニ)以降久しく量産されません。この自然吸気Egでのノウハウが現在のターボに 生かされているのだと思います。
NAでは限界まで回せるかどうかが勝負ですからね…
Egの圧縮比もその中の１つだと思います。
通常、高回転Egは圧縮比が低目でターボに頼る傾向があります。旧GT-RのRB Egがその良い例です。
しかし、どのメーカーも「なるべくレブまで回さないで欲しい」と言っているなか、BMWだけが「きっちりと回して欲しい」と言っています。これはEgだけの問題ではなく、高圧力に耐えられる為の長年のノウハウのお陰だと思います。

高い圧縮比でEgを回し、更にターボをかけているので、ほぼターボラグを感じません。NAのノウハウとターボの融合Egとでも言えるのではないでしょうか。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！
確かにどのメーカーも高回転まで回さないでと言う中でBMWだけしっかり回してよしと言えるのはすごいですね。

Answer 2

回転数はあくまでも、ピストン・スピードが大きく関係します。
レスポンスは単品部品の軽量化と、バランス取りですね・・
空冷ポルシェ911シリーズでのS&カレラ&R仕様の違いです。

R/Eは回転運動だから、高回転出来ると言うのも間違いで、摺動距離が非常に長い為・実際はピストン・スピードの関係から高回転は出来ません。
ローターの3倍速で回る為、発生トルクは1/3に成る腑抜けで空回りするのを、良く回るエンジンと勘違いしているだけの事です。

URLは、50年位前のBMW1500ベースで製作されたシュニッァー・エンジンで、10台加工しても同じ出力にする事は、非常に難しいと言っていました。

http://photozou.jp/photo/photo_only/3062269/227864709

Answer 3

ターボだと、どうしても自然吸気（NA）より低回転・トルク型となってしまい回転数は劣ります

吹け上がりもNAよりしょぼくなります

現行のM３も7000位からレッドゾーンだったと思います。

NAのM3も普段から7000も回すのは負担がかかるでしょう。飛ばしたい時くらいに控えておいた方がいいです。

M社はレーシングメーカーであることは聞いてますが、ポルシェでさえ8500も回らないというのにこんなに回せるエンジンを作れるのは高度な技術力があるからですか？
-そうでしょう

スポーツセダン（クーペ）が8500回転まで上がる車は他にはないのでしょうか？
-R8と同じエンジンを搭載したAudi RS5やRS4など

Answer 4

S55B30AはM社のチューニングエンジンですから、高回転まで回るように設計されています。
N55B30Aがベースとなりますが、ツインタービン化するだけでなく、個々の部品の素材や精度も高めています。
E90 M3のN/Aの方が回転上昇に伴ってトルクが徐々に出て来て8,000rpm程度まで吹き上がるのでスムーズで良いエンジンですが、S55B30Aは過給制御でかなり暴力的にパワーが出ます。
どちらが好きかといったところでしょう。

E46 M3クーペのチューニングモデルを借りて青森まで走った事がありますが、タコメーターは14,000rpmへ変更してありました。
(前の週に鈴鹿でレースに出た後、東京へ回送して貰いました。)
きっちり12.000rpmまで回してみましたが、N/Aの超高回転エンジンは非常に官能的でした。
ここまでチューニングすると、低速域トルクが軽自動車にも及ばず、SMGのバタつきが酷かった記憶があります。
高速道路では、絶妙な変速をしてくれましたけど。

PORSCHEのエンジンだってRUFでチューニングしたものはもっと回ります。

ちなみにN55B30Aは7,200rpmまでストレス無く回ります。

(ken1200001111azさんへ)